佐賀新聞さんより、以下全文転載
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http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2664354.article.html

殺処分2500匹、半減目標に 犬猫譲渡会
9月の動物愛護フェスティバルで開かれている保護された犬の譲渡会=2011年9月、県立森林公園

9月の動物愛護フェスティバルで開かれている保護された犬の譲渡会=2011年9月、県立森林公園

 

 佐賀県は4月から、県動物管理センター(佐賀市三瀬村)で保護している犬や猫の譲渡会を毎月1回、日曜日に開く。平日に時間が取れない“里親”希望者に も譲渡の機会を広げ、年間2500匹を超えている殺処分を10年後は半数以下に減らすことを目標にする。日曜譲渡会の第1回目は20日午前10時から開催 する
 

 県内の保健福祉事務所などで捕獲したり引き取った犬猫は飼い主が見つからない場合、県動物管理センターで最低1週間保護された後に炭酸ガスで安楽死処分されている。

 センターの2012年度の犬の収容数は889匹、殺処分が462匹。猫は収容数2134匹、殺処分2090匹だった。新たな飼い主に譲渡できたのは犬が284匹(31・9%)、猫が44匹(2・1%)にとどまっている。
 

 センターはこれまで平日のみ、収容する犬猫を里親希望者に譲渡してきたが、仕事を持つ人から休日にも譲渡を求める声が寄せられていた。
 

 今後は毎月1回、日曜日の午前中に譲渡会を開催。前々日の金曜日までに事前申し込みが必要で、当日は1時間の飼い方講習会を受け、オス、メス問わず不妊 去勢手術を受けさせなければならない。日曜譲渡会の2回目からの開催日は5月18日、6月29日、7月27日、8月24日。9月以降は日程調整中。
 

 このほか、県は殺処分を減らすため、15年度に武雄市に犬猫譲渡のための専用施設を開設する。また、インターネットを使った譲渡システムの構築も検討している。
 

 昨年9月施行の改正動物愛護管理法は、地方自治体が一般飼い主やペット販売業者から引き取りを求められた場合、相応の理由がないと拒否できる規定を盛り 込んだ。生活衛生課は「安易な飼育放棄を減らし、譲渡を増やすことで、一つでも多くの犬や猫の命を救いたい」と話す


2014年04月17日更新

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詳しくは、佐賀新聞さんをご覧下さい