「だまされたふりかけ」作戦04月17日 11時38分
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振り込め詐欺の被害を防ごうと、埼玉県東松山市で、警察官などが高齢者の家を回って怪しい電話には余裕を持った対応を呼びかける「だまされたふりかけ」と名付けたふりかけを配って、注意を呼びかけました。
この「だまされたふりかけ」は、後を絶たない振り込め詐欺の被害を防ごうと、東松山警察署と地元の防犯団体が名付けました。
パッケージには「携帯電話が変わった」とか「現金を代わりの者が取りに行く」などと、振り込め詐欺の具体的な手口が書かれ、怪しい電話がかかってきたら余裕を持って警察に通報してほしいと呼びかけています。
17日は警察官と弁当の宅配業者が、高齢者の家を回って詐欺の手口を紹介しながら、ふりかけを手渡していました。
ふりかけを受け取った72歳の男性は「自分はだまされないと思い込まず、不審な電話がかかってきたらきちんと断れるようにしたいです」と話していました。
東松山警察署の岩間亮人巡査は「振り込め詐欺は誰でもだまされるおそれがあることを、このふりかけで周知できればいいと思います」と話していました。