県内初となるエイサー活動の拠点施設「(仮称)青年エイサー会館」の完成予想図
「(仮称)青年エイサー会館」の断面予想図
【沖縄】「エイサーのまち宣言」をする沖縄市(東門美津子市長)はこのほど、県内初となるエイサー活動の拠点施設「(仮称)青年エイサー会館」を整備する基本計画案を策定した。場所は同市の胡屋十字路地区を想定して、延べ床面積約2570平方メートル、建設費約12億円となる。世界にエイサーを発信する拠点施設として、市は2018年以降の事業着手を目指して作業を進める。
戦後、県内初の大規模な伝統エイサー大会が開催された沖縄市をエイサーの総本山として位置付け、シンボル的な会館を整備する。県内外から観光客の誘客も図り、中心市街地活性化の起爆剤としても活用する。
エイサー会館には100〜200人規模の演舞が可能となる床面積約470平方メートルの演舞場、観客席を設ける。年間を通して市内外の青年会や団体によるエイサーの定期公演、初心者や観光客の体験プログラムを提供する。三線や三板、指笛、ウチナーグチなど沖縄の伝統文化を体験する講座の開催も考える。
エイサーの歴史や青年会の資料を展示、解説する情報展示室も設置。県内特産品と連携したエイサー関連のオリジナル商品の開発も手掛ける。新たな観光商品として、エイサーの体験や練習を目的とした合宿や研修メニューも設ける。
沖縄全島エイサーまつりなど関連イベントとの連携のほか、商業施設や宿泊所が集積することから、胡屋十字路地区が候補地に選定された。建設場所は今後検討する。
市文化観光課は「会館を整備して、エイサーの魅力を生かした観光地の推進、中心市街地の活性化を図りたい」としている。(宮城征彦)
英文へ→Okinawa City to be an Eisa Hub
次の記事:消費増税、家計防衛に算段 市...>>
今日の記事一覧 今月の記事一覧 最近の人気記事
ウィークリー1毎日更新!求人情報ならこちらから!
ぷらっと沖縄県内最大級!!お店選びが楽しくなるサイト!
総合住宅展示場アワセベイ住みたい家がここにあります。
しんぽう囲碁サロン世界中の囲碁ファン会員と対局
ライブカメラ琉球新報泉崎ビルに設置したライブカメラ
りゅうちゃん商店りゅうちゃんグッズネットで買えます!(47CLUB)
ちょBit新報パーソナルアド
琉球新報開発豊富な実績と媒体で、沖縄の心を結ぶ代理店です
琉球新報の本琉球新報の本がネットでも購入できます
週刊レキオ生活情報満載の副読紙。毎週木曜お届け
新報カルチャーセンター130講座 学ぶ楽しさがいっぱい
りゅうナビ2015沖縄の新卒就職支援サイト「りゅうナビ」オープン
〒900-8525 沖縄県那覇市天久905
紙面・記事へのお問い合わせは、読者相談室までどうぞ。
電話098(865)5656 (土日祝日をのぞく平日午前10時〜午前12時と午後1時〜午後4時)
©The Ryukyu Shimpo
本ウェブサイト内に掲載の記事・写真の無断転用は一切禁じます。すべての著作権は琉球新報社または情報提供者にあります。