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旅客船沈没 貨物などの管理ずさん
4月19日 6時56分

韓国南部の沖合で起きた旅客船の沈没事故で、船長が出航する前に当局に提出した貨物の積載量などを記した書類の内容が実際とは大きく異なり、ずさんな管理ぶりが今回の惨事につながったのではないかと指摘されています。

韓国のKBSテレビが18日夜に伝えたところによりますと、旅客船の船長が今月15日にインチョンを出港する直前に当局に提出した「安全点検報告書」と呼ばれる書類は、記載された内容が実際と大きく異なっていたということです。
書類では、乗客乗員の数が474人となっていますが、実際に乗っていたのは476人でした。
船長が把握しているはずの乗組員の数は24人と記されていますが、実際の29人と開きがあります。
さらに積み込む貨物のうち、150台と申告していた自動車の台数は実際には180台だったほか、記載がなかったコンテナは105個も積んでいました。
KBSは「税金対策のために過小申告したのではないか」という専門家の見方を紹介する一方、ずさんな管理が今回の惨事につながったのではないかと批判しています。

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