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ウクライナ 米が「退去は数日以内に」
4月19日 9時57分

ウクライナ 米が「退去は数日以内に」
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ウクライナ東部で地方政府の庁舎や警察署の占拠を続けている親ロシア派の武装集団などに対し、アメリカやロシアなどが退去を求めることで合意したことについて、アメリカ政府高官は、ロシアが影響力を行使して数日以内に退去させるべきだという考えを示しました。

ウクライナ東部の情勢について、アメリカとロシア、それに、EU=ヨーロッパ連合とウクライナの4者は、違法な武装集団が武装解除し、占拠している建物から直ちに退去することを求めることなどで合意しました。
これについてアメリカのホワイトハウスのライス大統領補佐官は18日の記者会見で、「合意が守られるのかどうか、今後数日の動きを注視している」と述べ、ロシアが影響力を行使して数日以内に武装集団を退去させるべきだという考えを示しました。
そして、「それができなければ関係国と共にさらなる代償を払わせる準備はできている」と述べ、事態が鎮静化しない場合、ヨーロッパ諸国と共にロシアに追加の制裁を科す方針を強調しました。
さらにライス補佐官は、東部の中心都市ドネツクでユダヤ系住民に、みずからユダヤ系であることを申告するよう命じるビラが送られ、オバマ大統領が嫌悪感を示しているとしたうえで「吐き気を催すようなことばが書かれていた。21世紀の現在、受け入れることはできない」と述べ、懸念を示しました。

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