【速報】Nike、Fuelband事業から撤退!担当従業員を解雇することを発表

Nike fuelband 【img via Nike+ Fuelband unboxing by The Pug Father

Nike+ FuelBand SEの次期モデルを楽しみにしていた人、残念。現行モデルを買いたいと思っている人は今しかないかもしれない。

リストバンド型健康管理ガジェットNike+ FuelBand SE」 でお馴染みのNIKEが本日、同製品を担当するハードウェア事業に所属する従業員を解雇し、事業から撤退することCNETに伝えたとThe Vergeが報じている!

7ハードウェアチーム70人のうち、55人が解雇された可能性

CNETによると、既に木曜日時点で70人が所属するハードウェアチームのうち、55人も解雇された可能性があると伝えている。NIKEは2012にFuelbandの初期モデルを発表し、昨年の秋には「Nike+ FuelBand SE」をリリース。世間の期待はそれなりに高かったと記憶しているが、後発だった割にはネームバリュー以外は他社製品と比べても圧倒的に優位に立てる機能がなかったのがこのような結果を招いてしまったのかもしれない。

ただ、元々Appleと強い関係性があるNIKE(ナイキ)。撤退を決めた理由として、Appleが「iWatch」を近々発表することも理由として考えられるのではないだろうか。実は「Fuelband」の新製品が発表されたと同時期に、担当デザインディレクターがAppleに移籍したとも伝えられている。また、今後は「Nike+ API」や「NikeFuel」の開発に注力すると伝えられていることから、ハードウェアではなく、ソフトウェアにおけるシェア拡大を目指すのかもしれない。

早々にウェアラブルデバイスから撤退を決めたNIKE。このニュースを受けて「Up by Jawbone」や「Fitbit Flex」が今後どのような戦略を立てるのかが、注目だ。




(via The Verge

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