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【ゴルフ】

武藤俊憲がドナルド効果で首位

2014年4月19日 紙面から

1番で第2打の狙いを定める武藤俊憲=東建多度CC名古屋で(畦地巧輝撮影)

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◇東建ホームメイトカップ<第2日>

 ▽18日、三重県桑名市、東建多度CC名古屋(7109ヤード、パー71)▽曇り、気温17・6度、風速1・1メートル▽賞金総額1億3000万円、優勝2600万円▽130選手▽観衆2119人

 初日6位だった武藤俊憲(36)=赤城CC=が66をマーク。前日トップでこの日もスコアを伸ばしたルーキー大堀裕次郎(22)とともに、通算9アンダーで首位タイに並んだ。2打差の通算7アンダー、3位タイに池田勇太(28)=日清食品=ら4人がつけている。初日101の大たたきをした主催者推薦出場の大津将史(42)は83で回り通算42オーバー、最下位で予選落ちした。

 ツアー通算5勝の武藤が、ジワリと首位に上がってきた。「朝からいいわけじゃなかった。(でも)悪いからといってそれで終わらせないで、だんだん修正していって、後半はいい形になったかな」。1番のボギーでつまずいたが、その後6バーディーを奪う反撃を見せた。

 今季からミズノと用具使用契約を結んだ。昨年の平均パット部門は51位と低迷。オフの間にパットに取り組んだ。「今までは結果として入っていたけど、何が悪いかを勉強した。いろんな人の(パッティング)を見た」。主に参考にしたのが、同じミズノの契約プロで、かつては世界ランキング1位に君臨したことがあるルーク・ドナルド(英国)だった。「彼のはパットの時に腕とパター以外は動かない。自分のを見ると体が動いている」。研究の成果が功を奏したようで、初日30パットからこの日は28パットに縮まった。「狙ったラインから外れなくなった。距離感も。パットに関しては変わりましたよ」とニヤリ。この大会で首位に立つのは初めて。残り2日間に向けて「たくさんバーディーを取って、ちゃんとパーを拾って、メリハリができれば」。2012年関西オープン以来のツアー6勝目を目指す。 (櫛谷和夫)

 

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