南極海捕鯨は15年度再開 政府方針、秋に計画策定記者の質問に答える林農相=18日午後、農水省 政府は18日、日本が北西太平洋で行う調査捕鯨を、クジラの捕獲頭数を4割以上減らした上で2014年度も継続すると正式発表した。国際司法裁判所が3月に国際捕鯨取締条約違反と判断し、14年度は実施を断念した南極海の調査捕鯨は、今年秋までに新たな計画を策定、15年度の再開を目指す方針も決めた。 林芳正農相は、14年度の継続実施を決めた北西太平洋での調査に関し、「裁判所の判決を踏まえ、最大限配慮した内容になっている」と強調し、オーストラリアなどの反捕鯨国に理解を求めていく考えを示した。 【共同通信】
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