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      蘭人元捕虜の被爆者が長崎訪問

      蘭人元捕虜の被爆者が長崎訪問

      太平洋戦争中、旧日本軍の捕虜となり、長崎に原爆が投下された当時、市内の収容所で被爆した93歳のオランダ人の元捕虜の男性が18日、支援団体の招きで長崎市を訪れました。
      長崎市を訪れたのは、オランダに住む元捕虜のウィリー・ブッへルさん(93)です。
      ブッヘルさんは、太平洋戦争中に旧日本軍の捕虜となり、終戦までのおよそ2年半を、爆心地から1.7キロ離れた長崎市幸町の捕虜収容所で過ごし昭和20年8月9日、収容所近くの工場の敷地内でがれきの撤去作業をしていた時に被爆しました。
      ブッヘルさんはことし2月、長崎市にある在外被爆者の支援団体の協力を得て被爆者健康手帳の交付を受けたことをきっかけに、長崎を再び訪ねたいと考え、支援団体の招きで今回の訪問が実現しました。
      ブッヘルさんは18日午後、3人の娘や通訳とともにJR長崎駅に到着し、復興した長崎の街の様子を感慨深そうに眺めていました。
      ブッヘルさんは、「もう1度長崎に帰って来たいと思っていました。
      昔のことを考えると懐かしい気持ちでいっぱいです。3人の娘に自分がこの場所で体験したことを伝えたい」と話していました。
      ブッヘルさんは、今月23日まで長崎に滞在し、捕虜収容所があった場所や原爆資料館などを訪れることにしています。

      04月18日 17時46分