NASA:地球とよく似た惑星発見 水が液体で存在か

毎日新聞 2014年04月18日 18時05分(最終更新 04月18日 18時21分)

太陽系から500光年離れたところにある地球とよく似た惑星(右)の想像図=NASA提供(共同)
太陽系から500光年離れたところにある地球とよく似た惑星(右)の想像図=NASA提供(共同)

 水が液体の状態で存在している可能性がある地球とよく似た惑星を、太陽系から500光年離れたところで見つけたと、米航空宇宙局(NASA)が18日付の米科学誌サイエンスに発表した。水は生命の存在に欠かせないと考えられている。

 NASAのケプラー宇宙望遠鏡で観測した。研究チームは「地球と双子と言えるほどそっくりではないが、いとこぐらい似ている」と例えた。

 この惑星は、はくちょう座の方向にあり、地球の1.1倍の大きさで、岩石でできているとみられる。これまで地球と最も似た惑星と言われていたのは、地球の1.4倍の大きさだった。(共同)

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