女子高生が腕ひしぎなどのプロレス技をかけてくれるJKリフレ店が17日、摘発。
そこで考える、あの技は「腕ひしぎ逆十字固め」なのか。
それとも「腕ひしぎ十字固め」なのか問題。
少年捜査課によると、京谷容疑者は2013年9〜10月、同市神奈川区で経営する店の個室で、横浜市の高校2年の女子生徒(16)が18歳未満であることを知りながら、客の男に対し「腕ひしぎ逆十字」などのプロレス技をかけるなどの接客をさせた疑いがある。相手の肘関節を逆に伸ばして極める腕ひしぎ。世界的にポピュラーな関節技として知られ、
同店は制服姿の少女が個室で客の手足をもんだりする「JK(女子高生)リフレ」と呼ばれる店で、客の注文に応じて女子高生が客の体に触り、プロレス技をかけるサービスを宣伝していた。一番人気は首4の字固めで、5秒間技をかけて2千円。2番は腕ひしぎ逆十字、3番は三角絞めだったという。
(個室でプロレス技かけるJKリフレ 労基法違反容疑:朝日新聞デジタル)
表記としては、腕挫ぎ十字固め、腕拉ぎ十字固めとされることも多い。プロレスにおいて使うと「逆」となる。逆水平チョップでも見られる現象ですね。
略称として、腕十字固め、十字固めあるいは単に十字と呼ばれることもある(特に総合格闘技などでこの略称を用いることが多い)。
国際柔道連盟では、十字固が正式名称であったこともあるが、現在の講道館柔道や国際柔道連盟等では「腕挫十字固」が正式な名称とされている。(中略)
プロレスにおいては腕ひしぎ逆十字固めと表記・呼称されるケースが多い。
(腕挫十字固 - Wikipedia)
まず、ここで真面目な提言をひとつ。これに注釈をつけますと、2014年現在の新日本プロレスでは「腕ひしぎ逆十字固め」の表記を用いてます。
文中にもあるし、未だにプロレス中継で言われたり、
試合結果の決まり手に書かれているケースの多い、
「腕ひしぎ逆十字」であるが、これは猪木vsルスカ戦のときに
テレビ朝日・舟橋慶一アナウンサーが思わず口走ったフレーズであり、
どう考えても、どう見ても柔道技の「腕ひしぎ十字固め」である。
「腕ひしぎ逆十字」という技はこの世に存在しないのだ。
そんなもの、すでに20年前から『週刊ゴング』では
「腕ひしぎ十字固め」、あるいは「腕十字」で統一している。
あまり読んでいないから確信はないけれど、
おそらく『週刊プロレス』においても、「腕ひしぎ十字固め」で統一されているはず。
それなのに、いまだに「逆十字」として発表しているプロレス団体、
マスコミが存在するようなので、いい加減やめてほしい。
決まり手は、正しく報道しましょうね(笑)。
(金沢克彦オフィシャルブログ「プロレス留年生 ときめいたら不整脈!?」Powered by Ameba)
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