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玄海原発1号機 廃炉含め検討
4月18日 21時38分

九州電力の瓜生社長は、老朽化が進んでいる佐賀県の玄海原子力発電所1号機について、「来年7月くらいまでには期限が来るので検討したい」と述べ、ことしの秋ごろまでに廃炉も含めた対応を検討する考えを示しました。

原発の運転期間について、国は去年、原則40年としたうえで、例外的な延長には特別な点検が求められる制度を導入しました。
こうしたなか九州電力の瓜生道明社長は18日、東京都内で行った記者会見で、昭和50年の運転開始から38年がたっている佐賀県の玄海原発1号機について「来年7月くらいまでにはどうするかの期限が来る。ことしの秋ごろまでに、経済性も含めて検討したいと思う」と述べ、廃炉も含めた対応を検討する考えを示しました。
玄海原発は、2号機も運転開始から33年たっていて、1号機と2号機について瓜生社長は去年9月、「極力、延命化をして使用していきたい」と述べ、運転再開の前提となる国の安全審査の申請を行う考えを示していました。
原発の廃炉を巡っては、運転開始から40年の島根原発1号機や、運転開始から36年の伊方原発1号機についても、電力会社が廃炉にする可能性を検討する考えを示しています。

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