大島優子からセンター指名のAKB新星・向井地美音、巨大オシャレゾンビに

巨大でオシャレなゾンビになった向井地美音 （右はプロフィール写真）

　［映画.com ニュース］　アイドルグループ「AKB48」の次世代を担う若手メンバーの大和田南那、川栄李奈、高橋朱里がメインキャストを務め、「のぼうの城」「ジョゼと虎と魚たち」の実力派監督・犬童一心が総合演出を担当するドラマ「セーラーゾンビ」の第2話に、同じくAKB48の次世代メンバーとして注目を集める向井地美音（むかいち・みおん）が「巨大オシャレゾンビ」役でゲスト出演することがわかった。

　「セーラーゾンビ」は、犬童監督が企画・総合演出・脚本を手がけ、ゾンビに支配された世界を、若さと図太さといい加減さで生き抜いていく女子高生たちの姿を描いた青春ポップホラー。主人公の舞子（大和田）、百花（川栄）、睦美（高橋）らが、毎回襲いかかるゾンビを突飛なアイデアで倒していく姿も見どころのひとつとなる。

　そんな同作の第2話で舞子たちを襲うのが、向井地が扮する体長45メートルの巨大ゾンビだ。建物を破壊し、他のゾンビを踏みつぶしながら舞子たちの学校に迫るが、その“オシャレな特徴”に気付いた舞子たちは、一発逆転の大作戦に打って出ることになる。

　向井地は13年1月、主演の大和田と同じ15期研究生としてAKB48に加入。「みーおん」の愛称で親しまれ、今年2月に行われた「AKB48グループ 大組閣祭り」でチーム4の正規メンバーに昇格した。4月6日にさいたまスーパーアリーナで開催された「AKB48 リクエストアワーセットリストベスト200 2014」では、大島優子のセンター曲である「ヘビーローテーション」が披露される際、卒業をひかえる大島が自らの後継として向井地を名指しし、グループの代表曲ともいえる同曲のセンターポジションに立ったことでも注目を集めた存在だ。

　また、向井地はAKB加入以前に子役として活動していたこともあり、人気ドラマ「アンフェア」のテレビシリーズや劇場版で、篠原涼子が演じた主人公の娘・美央役を務めていたことでも知られる。演技経験は折り紙つきで、今回のゾンビ役も初めての役どころに「ゾンビの顔を見たことがないから、イメージが湧かなくて（笑）」と困惑もしたようだが、「最後の方にはゾンビの歩き方もマスターしていって、上手く演じる事が出来たんじゃないかなと思います。すごく楽しかったです！」と、見事にゾンビになりきることができたようだ。

　テレビ東京ほかで4月18日から、毎週金曜深夜0時52分放送。向井地が出演する第2話は4月25日放送予定。