ウクライナ情勢で4者協議始まる4月17日 18時22分
緊迫するウクライナ情勢を巡り、アメリカ、ロシア、EU、それにウクライナの外相級による協議が、スイスのジュネーブで始まり、事態の悪化に歯止めをかけられるのか注目されます。
協議は、アメリカ、ロシア、EU=ヨーロッパ連合、それにウクライナの4者の外相級が参加し、17日の午前11時、日本時間の午後6時前からスイスのジュネーブで始まりました。
ウクライナ東部では、政府庁舎などの占拠を続ける親ロシア派の武装集団に対し、ウクライナの暫定政権が一部の施設の強制排除に乗り出しましたが、新たな衝突が起きるなど、緊迫の度合いを増しています。
今回の協議でアメリカは、親ロシア派の武装集団をロシアが支援しているとして、武装解除を進めるよう求めるとともに、ウクライナ国境沿いに展開するロシア軍の撤退を求めたいとしています。
これに対しロシアは、武装集団への関与を強く否定するとともに、協議では、ウクライナの地方の自治権拡大のための憲法改正などについて意見を交わしたいとしています。
アメリカやEUは、今回の協議で十分な成果が得られない場合は、ロシアに対する制裁強化に踏み出すことを検討するとしていて、悪化する一方のウクライナ情勢に歯止めをかけられるかどうか注目されています。
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