2014年4月17日13時48分
沖縄県の竹富町教育委員会に文部科学省が中学公民教科書の変更を求めている問題で、同省の前川喜平・初等中等教育局長が17日、町の慶田盛安三教育長と同省で面会し、改めて教科書変更を求めた。慶田盛教育長は消極的な考えを示し、協議は平行線に終わった。
前川局長は慶田盛教育長に対し、文科省が求める育鵬社版に教科書を選び直す▽来年度に使う教科書の採択に向けて、同じ共同採択地区を構成する近隣2市町と規約作りを進める――の2点を求めた。その上で、町教委が選んだ東京書籍版を副読本として使う方法も提案。地方自治法に基づいて国が町教委を相手に起こせる訴訟については、「2点の取り組み状況をみて判断する」とした。
一方、慶田盛教育長は是正要求に従わず、国の第三者機関に審査も申し立てない町教委の判断を説明。面会後に記者会見し、文科省側の要求について「慎重に検討する」と述べるにとどめた。ただ、「町内の学校に何ら問題はない」とし、再採択に消極的な姿勢を示した。採択地区に関しても「町単独が望ましい」と話した。
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