1954年5月、インドシナ戦争の取材中に命を落とした戦争写真家ロバート・キャパのサインを東京都の男性が保管しており、今月、キャパの直筆と確認された。東京都写真美術館(東京・恵比寿)で開催中の写真展「101年目のロバート・キャパ―誰もがボブに憧れた」で、16日から追加展示された。

 東京都杉並区の小林秋生(あきお)さん(62)が持っており、キャパらが設立した世界的写真家集団「マグナム・フォト」が直筆と認めた。キャパが54年4月に来日した際、写真家の木村伊兵衛らと訪れた新宿の文壇バー「みちくさ」で書き残したものという。小林さんの祖母で、経営者の小林梅さん(94年に90歳で死去)の遺品に残されていた。