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国際
市長が推進 韓国・城南市に慰安婦像、日本大使館前以来4カ所目
2014.4.16 08:07
[「慰安婦」問題]
【ソウル=加藤達也】ソウル近郊の京畿道城南市が日本統治時代の慰安婦を象徴する少女の像を市役所広場に設置し15日、元慰安婦1人と女性団体など約300人が出席して除幕式が行われた。
同様の像は2011年12月、ソウルの在韓国日本大使館前の公道に違法に設置され、日本政府は外国公館の名誉に関わるとして撤去を求めたが放置されてきた。その後、京畿道高陽市と慶尚南道巨済市にも相次いで設置され、今回は韓国で4番目となる。
韓国内の像はいずれも韓国人の彫刻家夫婦が制作。夫婦は昨年7月に米ロサンゼルス近郊グレンデールで除幕された像も制作した。
日本大使館前の像など韓国内の像は、日本政府に対し元慰安婦への国費賠償と法的責任の認定、謝罪を要求している強硬な反日・親北団体、韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)が建ててきたが、城南市では市長が率先して推進し、行政主体で進めてきた。
同市は像の設置について「日本の人権侵害と歴史隠蔽、歪曲(わいきょく)に対する国内外の関心を高め、歪曲された歴史を正すことになるよう期待している」と主張している。
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