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「アンネの日記」 逮捕の男を精神鑑定へ4月16日 4時30分
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東京都内の図書館や大型書店で「アンネの日記」などの本300冊余りが破られた事件で、東京地方検察庁は、逮捕された無職の男について刑事責任が問えるかどうかを詳しく調べるため、専門家による精神鑑定を行う方針を固めました。
この事件は、東京都内の図書館や大型書店で「アンネの日記」などの本300冊以上が破られているのが見つかったもので、このうち杉並区の2つの図書館で合わせて40冊余りを破ったなどとして、東京・小平市の36歳の無職の男が器物損壊などの疑いで警視庁に逮捕されました。
警視庁によりますと、事件には思想的な背景はないとみられ、これまでの調べに対し男は「図書館の防犯カメラから見えないように破った」などと供述し、一連の事件への関与を認めているということです。
その一方、動機について意味の分からないことを話すなど言動に不可解な点があるということです。
東京地方検察庁は男の刑事責任を問えるかどうか詳しく調べる必要があると判断し、専門家による精神鑑定を行う方針を固めました。
近く、裁判所にそのための「鑑定留置」を請求することにしています。
東京地検は今後の鑑定の結果を検討するなどして、最終的に刑事責任を問えるかどうかを判断するものとみられます。
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