青森県立青森高校で14日朝、1年生281人全員の机の上に「教育勅語」の原文が印刷された紙が置かれているのが見つかった。県教委学校教育課の担当者は「誰がどんな意図で置いたのかは分からない」と話す。

 同校によると、教頭が4階にある1年生の教室を巡回した際に、紙が机に置かれているのを見つけた。教頭は朝の自習用資料だと思ったが、その後、学年主任に確認すると資料でないことが分かった。すでに生徒の手に渡っていたが、同校は回収の必要までないと判断し、県教委に経緯を報告した。警察への相談はしなかった。この日は午前6時ごろから玄関を開けていたという。同校は県内有数の進学校。

 見つかった紙は縦約22センチ、横約8センチ。戦前における国民道徳の基本原理であった「教育勅語」の原文が印刷され、最後に「平成二十六年四月十四日」と日付が加えられていた。(五月女菜穂)