「海底の燃える氷」と呼ばれるメタンハイドレートからメタンガスが発生する仕組みを、岡山大学の研究グループがスーパーコンピューターを使って解明した。同大学は「世界初の成果」としており、関係者は採掘技術の開発に役立つと期待している。

 メタンハイドレートは、分解すると元の約170倍の体積のメタンガスが発生。次世代の有望な資源と目されているが、安定的にメタンガスを取り出す技術が確立されていない。

 同大学理学部の矢ケ崎琢磨特任助教、田中秀樹教授(理論化学)らは理化学研究所のスパコン「京」(神戸市)を使い、メタンハイドレートが水圧の高い海底から常圧下に取り出された際の変化をシミュレーションした。