インターネット通信販売サイトなどで使われる個人情報を暗号化するソフト「OpenSSL(オープン・エス・エス・エル)」に欠陥が見つかった問題で、サイト運営各社が対応を進める一方、ネット上では欠陥を探そうとする動きが活発になっている。対応が後手に回れば深刻な情報流出につながりかねない。

■英国育児サイトやカナダ歳入庁で被害

 14日、約150万人の登録会員がいる英国の大手育児サイト「マムズネット」は、OpenSSLの欠陥が悪用され、会員情報に不正なアクセスがあったと発表した。同サイトによると、10日にソフトの欠陥に気づいて修正したが、会員がログイン時に入力するユーザー名や電子メールのアドレス、パスワードが読み取られた。被害に遭った会員数などは明らかになっていない。同サイトは、12日以前に作ったパスワードではログインできないようにする措置を取るとともに、会員全員に暗証番号の変更を求めた。