収穫したばかりの大根菜
この季節、産直市場などで大根菜や葉付き大根を見かけます。最近はスーパーなどでも置くところが増えてきました。大根菜は大根になる前のものを間引きしたものです。どちらもこの季節ならではのものですから、見かけたら買ってみてください。
葉付き大根は買ったら直ぐに葉の部分を切り離して保存します。葉を付けっぱなしにしておくと、葉から水分がドンドン抜けてせっかくの大根がへなへなになってしまうので注意してください。
葉付きの大根を買ったはいいが葉の使い方が味噌汁くらいしか分からないという方も多いのでは…そこで、今日は葉と本体の簡単レシピです。
ご飯に混ぜ込んで…菜飯(なめし)
菜飯の材料と作り方(作りやすい量)
- 大根菜 200g(または大根の葉の柔らかい上半分くらいのところ)
- ごま油 大さじ1
- 醤油 大さじ1.5〜2
- みりん 大さじ1.5〜2
- ごま 適量
- ① 塩少々入れた湯で大根菜をゆでる(付いている小さな大根も一緒に)
- ② ①の大根をよく絞り、荒みじん切りにする。
- ③ フライパンにごま油を熱し、先に②の大根部分を入れ次に葉部分を入れいためる。
- ④ ③に調味料を入れ炒め最後にごまを加える。
- ⑤ ④を炊きたてご飯に混ぜ込む。
菜飯はおむすびに握っても楽しめます。
おまけに大根の簡単な漬物も紹介しますね。
菜飯のおむすびと浸すだけ大根漬け
浸すだけ大根漬けの材料と作り方(作りやすい量)
- 大根 適量
- ポン酢 適量
① 皮を剥き、1cm強に角切りした大根をジプロックなどの保存袋に入れ、ポン酢を注ぐ。空気を抜いて1、2時間くらいおけばよい。
日本の食卓が直ぐにできます
菜飯は農家になって近所のおばちゃんに教わりました。塩味も良いのですが、私は香ばしい醤油の方が好き。味付けは好みに変えてください。ご飯と一緒なのでちょっと濃いめの方がいいです。大根菜だけじゃなく、小松菜でもできますよ。
「浸すだけ大根漬け」は大根をキャベツに変えても、その時は一晩おいてください。
今しかないものを食べるのは、誰にもできる小さな贅沢です。