ニュース・気象情報 2014.04.15

4時になりました、ニュースをお伝えします。
先月、首都圏で発売された新築マンションの戸数は4641戸で、前の年の同じ月に比べ、9.7%減少し、2か月連続のマイナスとなりました。
民間の調査会社、不動産経済研究所によりますと、先月、東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県で発売された新築マンションの戸数は、合わせて4641戸で、前の年の同じ月に比べて9.7%減少しました。
発売戸数が前の年の同じ月を下回ったのは2か月連続で、先月は東京23区での落ち込みが目立っています。
これについて不動産経済研究所では、人手不足に伴う人件費の上昇や資材の高騰で、販売会社はマンション価格の値上げを迫られており、どこまで値上げが受け入れられるか消費者の反応を見極めたいとして、慎重に物件を売り出しているためではないかとしています。
不動産経済研究所は、売り出された物件の契約率は高く消費者の購入意欲はまだ強いと見られる。
ただ、住宅の価格上昇も続く見込みで、今後は価格がどこで落ち着くかがポイントだと話しています。
新千歳空港の立ち入り制限区域への扉の位置などを記した図面が、インターネット上で、誰でも閲覧できる状態になっていた問題で、空港の運営会社が、国土交通省の通知に違反して、無断で図面をグーグル社に提供していたことが分かりました。
この問題で、空港ビルを管理する北海道空港会社は、非公開とすべき部分を加工せずグーグル社にそのまま図面を提供していたということですが、その際、国からの通知に反して国土交通省の空港事務所に事前に相談していなかったということです。
空港会社は当初、事前に空港事務所の許可を得て提供したと説明していましたが、その後の調査で、相談は提供後だったことが分かったということです。
また、国土交通省の調査で、空港会社は、空港事務所から図面の修正の指示を受けたあとも再度グーグル社にそのまま図面を提供していたということです。
北海道空港会社は、認識が甘く、結果として保安上問題のある部分が公になってしまったことは大きな問題で、おわびしたいと話しています。
東日本大震災の津波で全壊し、一時は震災遺構として保存が検討された岩手県大船渡市の菓子メーカーの旧本社ビルで、きょうから本格的な解体工事が始まりました。
解体工事が進められているのは、菓子メーカーさいとう製菓の旧本社ビルで、津波が到達した高さ8.5メートルを示すため、屋上付近の外壁に設置されていた看板が、初めに取り外されました。
さいとう製菓では当初このビルを、震災の記憶を伝える震災遺構として残すことを検討しましたが、保存費用のめどが立たずに断念しました。
現場には建物の保存を検討してきた元専務の齊藤賢治さんも訪れ、作業の様子を写真や映像におさめていました。
続いて気象情報、今夜の天気です。
前線が通過するため北海道から北陸にかけて、にわか雨や雷雨の所があるでしょう。
北日本を中心に風が強く吹く見込みです。
あすの天気です。
(岡本玲)
そんな世界に一人の会社員が挑み始めたものの…
2014/04/15(火) 16:00〜16:05
NHK総合1・神戸
ニュース・気象情報[字]

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合

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