生字幕放送でお伝えします》えい!≫おー!すばらしい。
何がいいって格好いい。
すばらしい、切れました。
≫「軍師官兵衛」の黒田藩に伝わる剣の技を披露していただきました。
こちら、福岡なんですけど「軍師官兵衛」ととても絆が深いわけなんですね。
軍師・官兵衛に…。
≫気付きました?≫見て分かりますよ。
≫ちょっと衣装を忘れて私服で。
ちょっと、今日はこのまま。
≫目立ちますね。
≫今日はちょっと変わった動物の像さらに、あの武将の子孫も登場します。
≫こちらなんですけども軍師・官兵衛と息子の長政を祭る福岡市内の神社です。
≫大河出演中の鶴太郎さん。
≫どうも、こんにちは。
お世話になっております。
≫鶴太郎さん、福岡では「官兵衛」が大人気でございますよ。
≫そりゃそうでしょ。
全国的に官兵衛は大人気です。
その中でも福岡といったらそれはそれはそこはご当地ですからね。
≫街を歩いてほとんどの若者はその格好で歩いてますから。
≫そうですね…。
って、そんなわけないですが。
≫そのぐらいです。
≫私も来月行きますから福岡。
≫お待ちしております。
≫ぜひともまたお世話になります。
≫よろしくお願いします。
鶴太郎さんが演じるあの官兵衛が仕えている主君の小寺政職。
その熱演の様子ご覧いただきます。
≫熱演しておりますよ。
こちら官兵衛の主君でございます。
これがまた癖のある役柄ですよね鶴太郎さん。
≫はい。
なかなかね官兵衛にとっては厄介な殿ですね。
優柔不断というかね。
主君を脅す気か!なんて言ってますが。
≫今日は私、鼻はきれいにしておりますけども。
なんかもう鶴太郎さんこんな人なんじゃないのかなって思っちゃうぐらい…。
≫熱演ですね。
≫そんな人です。
≫いえいえ。
≫子どものころは僕はそう思って見ていました。
すばらしい役がぴったりでございまして。
≫すばらしいといえばこの景色見てください。
鶴太郎さんが演じる主君と別れたあと官兵衛がたどり着いた福岡の街。
官兵衛親子を祭るこの神社。
福岡市内を見渡す丘の上にあるんですね。
今も福岡の街を見守っているような感じです。
福岡という地名も黒田家の発祥の地から名付けられたといわれています。
官兵衛が築いた福岡の街。
いまや人口150万の大都市に発展しました。
≫鶴太郎さん本当にすばらしい景色ですよね。
≫すばらしいですね。
画になりますね。
≫この景色の中官兵衛親子を祭る神社へ上る階段。
この数が52段なんですね。
黒田藩、52万石にちなんでいると。
さすがに52万段にするのはきつかったので。
だから、52段です。
このかっちゅうで上るのは正直大変なのでかっちゅうで来られる方は注意してください。
≫いらっしゃらないですけどね。
一歩一歩踏みしめるたびに歴史を感じますよね。
こちら黒田藩との結びつきが深い神社で人々に親しまれていますがその神社幸運が待っているようです。
どういうことかと言いますと鳥居をご覧ください。
≫こちらです。
どーんと。
神社の名前が光るに雲で光雲というわけでございます。
≫ただしこちらお読みする読み方が、「こううん」神社ではないんです。
こちら、光の雲と書いて光雲
(てるも)神社というんです。
どうしてかといいますとこういうことなんですね。
官兵衛の法名の龍光院殿。
そして長政の法名の興雲院殿。
この光と雲で光雲。
「てるも」と読むんですね。
≫幸運は名前だけではないんですね。
こちらをご覧ください。
≫幸運が待っていますから行きましょうか。
≫幸運は名前だけではないわけです。
≫皆さんに親しまれてる神社だからこそあやかりたいという気持ち幸運をね。
≫やってまいりました。
官兵衛の息子長政の兜でございます。
鶴太郎さん、いかがですか?≫本当だ、なかなか勇ましいじゃないですか。
すごいな。
よくできていますね。
≫一方、その父親の黒田官兵衛さん古坂さん、今お召しになってますけど。
こちらの兜。
≫おわん形ね。
≫おわん形で赤合子と呼ばれているんですね。
この兜を見ると戦場では敵方がおののいたというぐらい恐れられていたものなんですよね。
≫対して長政は水牛なんですね。
角が見事でございまして、これ。
実は、この兜幸運の兜と呼ばれています。
鶴太郎さんなぜか分かりますか?≫幸運の兜ってそれは水牛の兜がですか。
なぜか…。
やっぱり、要するに官兵衛は無敗でしたからずっと勝ち続けるということで縁起がいいと。
≫なるほど。
≫もう正解かもしれませんけども。
実は長政が関ヶ原の戦いに出陣したとき川に落ちそうになったんです。
そのときに角の部分が木に引っかかって助かったということから幸運の兜と名付けられたんです。
そのあと、長政は戦で大活躍しまして黒田藩の礎を築いたというわけであります。
引っかかったんですね、木に。
≫それが大きく役に立ったというわけですね。
じゃあおわん形だったら引っかからなかったですね。
≫引っかからなかったですね。
でも、のどが渇いたら水を入れて飲めばいいですけど。
≫こちらの神社なんですけども黒田親子がいかに福岡の市民に親しまれているかがよく分かるんですね。
こちらに移動しましょう。
≫たくさん観光客の方もいらっしゃいまして。
≫見てください、本殿。
江戸時代に建てられたんですけども昭和20年に1回空襲で焼けちゃったんですね。
昭和41年にまた市民の皆さんの協力のもと再建された。
ちょっと新しいですよね。
≫だからすごくきれいな本殿でございますね。
こちら官兵衛親子と福岡の人々の絆を象徴する場所なんです。
ちなみに再建のときに本殿に黒田藩に関係する、ある仕掛けが施されました。
人々に幸運をもたらす仕掛けでございます。
この仕掛け、鶴太郎さんにも関係しています。
鶴太郎さんに関係しているある仕掛けがこの中にあるんです。
かなり関係しています。
≫私にですね。
それは私個人ですかそれか小寺にですか。
≫いや、片岡鶴太郎さんに関係しております。
じゃあ、行きましょうか。
≫さい銭をしてから答えを待ちましょう。
≫おさい銭を官兵衛様お願いします。
≫じゃあ、官兵衛からいきますね。
(鳥の鳴き声)≫今、何か聞こえませんでしたか。
≫キュー?≫キューちゃんじゃないです。
ちゃんと聞いてください鶴太郎さん。
(鳥の鳴き声)なんて聞こえました?≫クワーっていってますよ。
≫はい、そうです。
さっきおっしゃいました。
答えは…。
≫鶴?≫正解です。
鶴の鳴き声なんですね。
おめでたい動物。
鶴の声とともに幸運を届けると。
ただ僕は鶴太郎さんのキューちゃんが聞けて感激しています。
≫鳥の声だったらキューちゃんしかないですからね。
≫ありがとうございます。
この鶴が鳴くシステム確かにおめでたい声ですがこのシステムは50年ほど前神社の再建時に九州大学の協力で作られました。
この鶴の声も北海道で実際に録音した本物の声です。
≫もし本物がなかったら私がやりにいきますよ。
(鶴の鳴きまね)≫キューちゃんまた入っちゃった。
もう、やめてください。
≫ここは本当に福岡にも舞鶴という土地がありまして鶴がいて、黒田藩もとても大事にしていたということです。
耳で聞くだけじゃないんです。
鶴、ほかにもいます。
天井を見上げてください。
タンチョウヅルの日本画があるんですよいかがですか、鶴太郎さん。
≫本当だ。
これはすごいな。
これ、天井のヨウヅルっていうんですか?なんて読むんですか?≫これはタンチョウヅルなんですが。
参拝したとき鶴の声も聞いて上を見ることも忘れずに。
幸運が見守っています。
≫こんなに鶴を祭っていただいているとは私は知りませんでしたね。
また、福岡に行ったときは私もぜひまいりますよ。
≫「軍師官兵衛」と皆さんとの絆を感じていただくためにまずは、ちゃんとお参りをしましょう。
では、二礼二拍で。
≫お願いします。
どうですか?≫いろんなことを今、お祈りしました。
世界平和とか、金運とか…。
≫この人と黒田家のつながりを結び付けるものといえば絵馬がありますよね。
先ほど書いていただきました。
≫ここに願いを書きました。
どうしても大河ドラマに出たい!オーディションからでも可と書きましたのでぜひとも鶴太郎さん言っておいてください。
よろしくお願いします。
≫今日は「軍師官兵衛」のプロデューサーの方もお越しですので言っておきますね。
≫お願いします。
よろしくお願いします。
≫でも今年で終わっちゃいますからね。
来年のことは分かりませんが。
お似合いなのは間違いないです。
≫ではこちらの神社の権禰宜
(ごんねぎ)の町田さんに託していただきましょう。
≫よろしくお願いします。
≫それではお預かりいたします。
願いがかないますように本殿にあげておきましょう。
≫官兵衛から官兵衛へ。
よろしくお願いします。
やっぱり、このドラマが始まってから参拝の方は増えましたか。
≫増えましたよね。
津々浦々から来ていただくようになりました。
≫どんな願いが多いですか?この絵馬には。
≫願い事ですからね。
種々雑多で、いろんなあれがありますよね。
学業とか、病気とか。
それからあとはもろもろ、いろいろですね。
結婚とか恋愛とかもね。
それ以外に今日も、官兵衛さんに来ていただきましたが黒田官兵衛、頑張れとかですね。
あるいは、岡田准一、頑張れとかですね。
そういう絵馬もございましたよ。
≫絵馬よろしくお願いいたします。
どうもありがとうございました。
いろんな形で絆が色づいているわけですがこの本殿を出て階段を下りたあともまだまだ絆を感じることができるんですよね。
≫鶴太郎さんぜひ注目してもらいたいんですがちょっと変わった動物でございます。
先ほどは鶴だったんですが今度は、こちらです。
≫こま犬?≫こま犬でございます。
変わったところ気付きませんか?≫変わったところ?≫どっち向いてますか?≫これ、要するに内側を向いてるってこと?≫そういうことなんです。
つまり、こま犬というのは本殿を向いたり参道を向いていたりするんですけど胴体はそのままで顔だけぐるっと後ろ180度。
外を向いてます。
そのまなざしの先には福岡の街、福岡の人々を見守っているようにも見えますと。
福岡のことをいつでも思っている官兵衛らしいこま犬でございます。
まさにこの向こうには福岡の街並みが。
福岡どう?最近やってる?って振り返っているみたいな。
≫そうやって、福岡を守ってるという意味なんですね。
≫まさに官兵衛の意思というわけですね。
≫絆といえば、官兵衛と市民の皆さんだけではなくて官兵衛は家臣との絆もとっても深かったんです。
その家臣の1人がこの神社の境内にいらっしゃるんですよ。
ご覧ください。
≫母里太兵衛友信でございます。
官兵衛の勇猛果敢な家臣で福岡では「黒田節」のモデルとして、特に人気。
官兵衛と家臣の絆の強さを象徴する存在でございます。
ドラマでは速水もこみちさんが演じています。
≫母里太兵衛友信なんですけども槍
(やり)の名手として官兵衛を支えました。
戦場では次々と敵の武将をなぎ倒していったということです。
≫槍が大きいんですね。
全長3m以上ある日本号という名の槍を扱っていたということなんでございます。
≫その槍の技、現代でも受け継がれているんです。
その黒田家に伝わる技披露していただきます。
では、お願いします。
ありがとうございます。
お見事でいらっしゃいます。
この現場の緊張感がすごいです。
≫空気が変わりましたね。
番組、冒頭でもご登場いただきました。
お名前、教えてください。
お願いします。
≫母里太兵衛の子孫母里市兵衛忠一でござる。
≫すばらしいな。
まさに子孫の方。
本物でございます。
これ、もう一度じっくり見せてもらってもよろしいですか。
≫少し解説をしましょうか。
≫よろしくお願いします。
≫まず、これで構えます。
相手を定めます。
威嚇を、えい、えい、突きます。
それから相手を誘います。
誘ったところで、イヤー!≫のどもとに。
≫ありがとうございます。
≫すばらしい。
まさに現代の侍と。
≫まなざしが違いますね。
やわらかい顔になりましたがちょっとお話を伺わせてください。
≫眼光がすごいね。
≫どちらかというと官兵衛さんで母里さんですから。
≫僕のほうが立場的には偉いはずなんですけれどもついつい、こうなっちゃいます。
官兵衛の時代から400年たった現代でも光雲神社で稽古をされているんですか。
≫戦後一時途絶えておりましたが私の師匠が35年ほど前に再びまた再開して、それからずっと、春、秋ですね。
1年に2回奉納をしてます。
≫春の奉納が近々あるそうですね。
≫はい。
まもなく20日の日にここで奉納いたします。
≫その演武を今度は女性の入門者の方による剣の演武を見せていただきます。
お願いします。
》はじめ!》えい!≫ありがとうございます。
≫りりしい、格好いい。
≫ちょっとお話伺いましょうか。
≫女性の演武もいいものですね。
≫しかも、遠くで見てると大きいかなと思ったらものすごく小さい方なんですよ。
≫でも、演武してるときは大きく見えますね。
やっぱりオーラですね。
≫いろいろ話を聞いてみたいと思います。
なぜこの黒田藩の演武に取り組んだんですか。
≫この光雲神社で先生たちの演武を見て興味を持ったので始めさせてもらいました。
≫なるほど。
演武を見て始めたと。
官兵衛の魅力をひと言で言うと?≫頭がよくて優しいところです。
≫そんな言わなくても…。
≫古坂さんじゃないですよ。
≫本物の官兵衛のことですね。
偽者じゃなくて。
すばらしい演武でございました。
ありがとうございました。
≫せっかくですから古坂さんもこの格好をしてるんですから母里さんに教えていただきましょうか。
実際に。
≫全然やる、やります。
≫真剣勝負してくださいよ。
よろい着てるから大丈夫。
≫ちゃんと断ります。
ごめんなさい。
先生の目を近くて見てください。
ガチで怖いですから。
≫母里さんもお願いします。
≫本当に怖いです。
≫古坂さんにはこちら、すばらしいほうの槍を。
いきます。
構えてください。
2回ぐらい、威嚇を。
そして、少し下げて今度は近くで。
ダンと突いて、切る。
そう、そう。
≫鶴太郎さん、いかがですか?≫いかがっていうもんじゃないでしょう、これ。
腰が入っていないし、本当に。
いかに母里さんがすごいかっていうのが分かりますわ。
≫これ、槍を持つとどうやっていいか分からない。
≫捌きが難しいもんね。
≫すごく難しいですよ。
≫またやってみましょう。
腰を下げる。
相手を見て。
やー!やー!≫決まりましたね。
≫今の、うまいね。
最後はまとめるもんだね。
≫終わりよければすべてよしで勘弁してくださいよろしくお願いします。
槍は楽しい!鶴太郎さんも大河ドラマ頑張ってください。
(北澤)花子さんは英語の発音が実にきれいですね。
2014/04/15(火) 12:20〜12:45
NHK総合1・神戸
ひるブラ「“軍師官兵衛”絆が生きる街〜福岡市〜」[字]
福岡の礎を築いた、黒田官兵衛、長政親子がまつられている地の一つ、光雲(てるも)神社。この街の繁栄を願った官兵衛の思いと、官兵衛を慕う人々の絆が、今も色濃く残る。
詳細情報
番組内容
【ゲスト】古坂大魔王,【コメンテーター】片岡鶴太郎,【司会】新井信宏 〜福岡市から中継〜
出演者
【ゲスト】古坂大魔王,【コメンテーター】片岡鶴太郎,【司会】新井信宏
ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
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