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総裁選でネット投票=党員増へ利便性アピール―自民検討

時事通信 4月15日(火)2時31分配信

 自民党は14日、2015年秋の次期総裁選から党員によるインターネット投票を導入する検討に入った。利便性をアピールし、ネット世代の若者を中心に党員数増加につなげたい考えだ。
 総裁選での党員投票は現在、投票はがきを居住地の都道府県連に郵送するか、投票所に出向いて直接投票するかの二つある。ネット投票は「三つ目の投票方法」と位置付ける。
 また、今は書面の提出に限定している入党手続きについても、党のホームページ(HP)からできるようにし、6月の本格導入を目指す。その上で、党員証の交付と同時に固有のIDとパスワードを発行し総裁選のネット投票で活用することも視野に入れている。
 同党は近く、「総裁選挙ネット投票検討小委員会」を設置し、導入に伴う具体的なシステムの在り方について6月をめどに結論を出す方針。党関係者は「ネットを活用する若い世代に手軽さを訴えたい。将来の国政選挙でのネット利用もにらみ、そのモデルケースにしたい」と話している。 

最終更新:4月15日(火)2時31分

時事通信

 

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