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サイ・ゴダード(3月18日)
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【芸能・社会】ダーティ・ループス 来日特別講師 スウェーデンの超新人ユニット2014年4月15日 紙面から
世界中から注目を浴びるスウェーデンの男性3人組ユニット「ダーティ・ループス」の日本デビューアルバムが、16日に発売される。グラミー受賞16回を誇る米国の大物プロデューサー、デヴィッド・フォスターが1年がかりで口説き落とした逸材だ。そんな“超新人”が、21日に日本の音楽専門学校で特別講師を務めることが決定。DL現象が、いよいよ本格化しそうだ。 ダーティ・ループスは、ジョナ(27)、ヘンリック(29)、アーロン(28)の3人組。ユニット名と同タイトルのデビューアルバムは、ヨーロッパや北米に先駆けて日本で発売される。 3人が注目されたきっかけは、YouTubeなどの動画サイトだ。3年前から「すんげぇヤツらがいる」と音楽好きの間で話題になり、現在までの再生回数は1400万回を超えた。音楽エリートの3人は、「自由な環境で音楽を作りたい」とレコード会社への売り込みはせず、自分たちの演奏を動画でアップ。検索されやすいよう、レディ・ガガ、ジャスティン・ビーバー、ブリトニー・スピアーズら有名アーティストをカバーした。 演奏テクニックとともにアレンジの斬新さが高く評価され、メジャーデビューは時間の問題とみられていた。昨年10月にはオリジナルの「Hit Me」をアップ。1週間で90万ビューを記録。巨匠クインシー・ジョーンズも、「彼らは信じられないほど素晴らしい。モダン・ジャズのヴォイシングを完璧に操りながら、それをポップスにいとも簡単に組み込み、自分の音にしてしまう。まさに21世紀の音楽だ」と絶賛した。クインシー自ら契約に乗り出したが、すでにフォスター自身が社長を務めるレーベルの第1弾アーティストとしてアルバム5枚分の契約を結んだ後だった。 「ダンシング・クイーン」などを大ヒットさせ1970〜80年代に世界のトップに君臨したABBA以来とも言われるスウェーデンのスーパー新人。この3人が、18日からプロモーションのため3度目の来日を果たす。21日には、音楽専門学校「ESPミュージカル・アカデミー」(東京・高田馬場)で、特別講師を務める。EXILEのATUSHIの出身校としても知られる同校の講師が、ミュージシャンを目指す者にとってこれほどの教科書はないと考え、オファーしたところ、アーティスト側が「逆にいろいろなことをインスパイアできる」と快諾した。アルバムのリード曲「Hit Me」を生演奏するほか、生徒たちの質問に答える形でクリニックを行う予定だ。 日本全国のラジオ局では、同曲やアルバム収録曲の宇多田ヒカルのカバー「Automatic」も流れはじめ、ファンの間では来日カウントダウン機運が盛り上がっている。20日には東京・タワーレコード渋谷店でインストアライブとサイン会がある。もみくちゃ必至の来日フィーバーになりそうだ。 <ダーティ・ループス> ストックホルム出身のジョナ(ボーカル、キーボード)は1歳から聖歌隊で歌い神童と言われた。11歳からピアノを始め、高校時代からミュージシャンとして活動。同じくストックホルム出身のヘンリック(ベース)は、4歳からピアノを始め13歳でベースに。ギスラベッド出身のアーロン(ドラムス)は歌手、演奏家の両親の元で育ち、ドラムは兄の影響。3人ともヨーロッパ最古の音楽学校、王立ソードラ・ラテン音楽学校からスウェーデン王立音楽アカデミーに進学。出会って自然にユニットを結成した。5月16日ビルボード大阪、18日ビルボード東京(完売)で初単独ライブ。 PR情報
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