脱法ドラッグ:乱用者の半数近くが幻覚 覚醒剤上回る

毎日新聞 2014年04月15日 02時30分(最終更新 04月15日 12時19分)

乱用薬物別の健康被害と乱用者の特徴
乱用薬物別の健康被害と乱用者の特徴

【江刺正嘉】

 ◇脱法ドラッグ

 麻薬のような幻覚や興奮作用があるのに法規制の対象になっていない薬物。乾燥させた香草に薬物を添加したハーブは大麻に似た成分で鎮静作用があり、粉末状のパウダーと液状のリキッドは覚醒剤と同様に興奮作用がある。最近は成分が混じった製品も出回っている。改正薬事法の施行により、4月から危険性の高い「指定薬物」を含むドラッグについては、麻薬や覚醒剤と同様に所持・使用が禁止された。違反者には3年以下の懲役か300万円以下の罰金が科される。

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