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空港会社 無断でグーグル社に図面提供
4月15日 13時40分

新千歳空港の立ち入り制限区域への扉の位置などを記した図面がインターネット上で誰でも閲覧できる状態になっていた問題で、空港の運営会社が、国土交通省の通知に違反して、無断で図面をグーグル社に提供していたことが分かりました。

この問題は、インターネット上でメールの内容を共有できるグーグル社の無料サービス「グーグルグループ」に、新千歳空港の立ち入り制限区域への扉などを記した図面が、グーグル社のミスで誰でも閲覧できる状態で掲載されていたものです。
空港ビルを管理する北海道空港会社は、非公開とすべき部分を加工せず、グーグル社にそのまま図面を提供していたということですが、その際、国からの通知に反して、国土交通省の空港事務所に事前に相談していなかったということです。
空港会社は当初「事前に空港事務所の許可を得て提供した」と説明していましたが、その後の調査で相談は提供後だったことが分かったということです。
また国土交通省の調査で、空港会社は、空港事務所から図面の修正の指示を受けたあとも再度、グーグル社にそのまま図面を提供していたということです。
北海道空港会社は「認識が甘く、結果として保安上問題のある部分が公になってしまったことは大きな問題でおわびしたい」と話しています。

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