「今年はブログで何百万円稼ぎました!」


「月間50万PV達成しました!」というブロガーさんの報告を見ると、うらやましくなりますよね。




同じようにアクセスを集めたいし稼ぎたいけど、心のどこかでは『自分には無理かな』なんて思ったり。

手っ取り早く大量のアクセスを集め、即日でたくさんのお金を手にする方法はありません。


地道にコツコツと記事を書き、同時にスキルを磨いていくことで成果につながります。

まずは、読まれるブログにするために最低限必要なことを覚えておきましょう。


基本がわかっていなければ長続きしません。


覚えておくべきブログの書き方

タイトルにはキーワードを入れる

ブログの入り口は検索サイトの結果やSNS、ランキングサイトからのリンクですが、

そこに表示されるのはタイトル。まずここで興味を持ってもらわないと、華麗にスルーされます。


検索結果で3ページ目以降になると、そこからの流入はほぼ見込めません。

目指すは1ページ目の第1位ですが、最低限必要なのはタイトルにキーワードが含まれていること。


たとえ日記ブログでも、「今日のご飯」というタイトルはNG。

すでにファンがついているならリピーターが訪れてくれますが、新規の訪問者は誰もきません。


おかずが肉じゃがだったなら、まず「肉じゃが」というキーワードは必須。

ただし、内容がある程度推測できなければだれも読もうとはしないでしょう。


「肉じゃが作ったよ」とかね。


肉じゃが


では、「めんつゆで作るカロリーを抑えた肉じゃが簡単レシピ」というタイトルはどうでしょう。

キーワードが含まれていますし内容もひとめでわかります。


「義母にも好評!めんつゆで作るカロリーを抑えた肉じゃが簡単レシピ」になるとターゲットも含まれるので、

なおわかりやすくなります。若干あおり気味の表現や感情表現を入れるとSNSで拡散しやすいですが、

それは追々覚えていきましょう。

まずは、「中身を読んでみたくなる」かつ「キーワード入り」のタイトルを考えましょう。


この記事もそうですが、数字を入れるのも効果があります。

「義母も絶賛!10分で作れるめんつゆを使った低カロリー肉じゃがレシピ」とか。


ブログ記事すべてのタイトルがあおり気味だったり数字が入っていると効果は薄れます。

何事もほどほどに。


[参考]本当は教えたくないSEO!アクセス数が20倍になったブログタイトル32文字の法則


見出しにキーワードを入れる

タイトル同様、見出しにもキーワードをいれましょう。

僕の場合、まず大まかな内容を決めたら仮タイトルをつけます。


次にその内容を細分化。「ブログの基本的な書き方」は「タイトルを意識して」「見出しを意識して」…と。

これがそのまま見出しになっています。


マインドマップを作成することもありますが、

頭の中で80%ほど記事ができ上がってから文章にすることがほとんど。


念入りに作りこんだ記事にしよう と思うあまり、手が止まってしまっては話になりません。


ブログはその時の気持ちや一瞬浮かんだアイディアを表すことも大切です。



マインドマップ



タイトルと同じく、ここにもキーワードをいれましょう。

でも同じキーワードの繰り返しはNG。


タイトルが「ブログの書き方」、見出しを「ブログの書き方その1」にするより、

より具体的な関連語句にしたほうが読む人はわかりやすくなります。



また、見出しにはhタグを使ってください。

当ブログ記事では、

タイトルが<h1>、

見出しが<h2> と<h3>になっています。シンプルな装飾もしておきましょう。


検索エンジンはこのhタグで見出しを判別し、人間は見た目で判別します。



見出しがない記事は起伏がないので、読んでいる方はすぐに飽きてしまいますよ

[参考]ブロガーよ欲を満たせ!一万超アクセスを今すぐ奪う方法がこれだ!



読みやすい段落の使い方


段落と改行の使い方で読みやすさは圧倒的に変わります。

ブログを読んでくれる方の環境にもよりますが、段落は3~4行を目安にすると良いでしょう。


それ以上になると文字のカタマリがドンと目に飛び込んでくるので、

読むのが面倒という印象を与えてしまいます。


漢字を多用するのも同様の印象を与えるので、なんでもかんでも漢字にするのではなく、

ひらがなとカタカナを織り交ぜることによって全体の印象がやわらぎます。


ひらがなだけカタカナダケの文章も読みづらいので、適度なバランス感覚が必要。

中学生でも難なくすらすら読めるか、というぐらいのレベルを意識して書いてください。



一文の長さでテンポをつける

文章中の一文を短く区切ることにより、テンポが生まれます。

何も考えずに書いていくと、削っても意味が通じる語句がところどころ出てくるはず。


「しかし」や「だから」といった接続詞を思い切って消してみるとスッキリした文章になります。

ただし、削り過ぎると個性を失うことにもなりますので、ここでも適度なバランスが求められます。


これはひたすら書いて感覚を磨くしかありません。

[参考]ブログの最適な文字数なんか気にするから記事が書けないのでは?



文中は共起語と関連語をメインに使う

キーワード中心に考えるとどうしてもあちこちに使いたくなりますが、

文章の中に同じ単語が頻繁に出てくるのは好ましくありません。


検索エンジンに拾われるかどうか、というより読みやすさの問題です。

「ブログの書き方」という言葉が段落ごとに出てきたらうざいでしょう?


最適な量は全体の文章に対して何%である、という決まりはありません。

無理にキーワードを挿しこむのではなく、文中で使うべきところに使えばよいのです。



キーワードはタイトルと見出しに任せて、記事内は関連語や共起語をメインに使います。



共起語はメインとなるキーワードと共によく使われる言葉。

関連語は文字どおり関連している言葉です。


メインが「ブログ」なら、「アクセス」「ランキング」「パーツ」「比較」「検索」などなど。

自分で思いつくワードには限界がありますので、


共起語抽出ツール

関連キーワードツールで調べてみてください。文中だけではなくタイトルや見出しにも使えます。



色や太さなど過度の装飾を控える

キーワードを強調したいあまり、さまざまな文字色を使ったり、

太さや大きさを変えているブログをよく見かけます。


こんなカラフルな文どこを強調したいのかわかりませんし、

太さや大きさがまちまちだと一気に読みづらくなります




見出しごとにワンブロックと考えるなら、装飾は多くてもそのブロック中に一回を目安に。

本当に伝えたいことは、記事内に2~3個ぐらいじゃないでしょうか。その部分を強調表現するだけでOKです。


色を変える場合、なるべく青色は避けてください。

青=リンク色という認識が強いので、もしかすると読者はクリックしたくなるかも。


したいけどできないイライラ感を与えてはいけません。



画像や動画を使う

画像や動画は、文章だけで伝えきれないことを補足してくれます。

また、読者にそこでいったん小休止してもらうことにより、読み疲れを抑える効果があります。



relax



忘れてはならないのが、言葉で自分の意思を100%伝えるのは無理だということ。

頭で考えたことを言葉に変換する時、それが相手の目や耳に届いたとき、


相手がその言葉を解釈する時に必ずロスが生じます。

動画像はそのロスを軽減してくれますし、肉じゃがレシピなら

テキストより動画像のほうがわかりやすく、読者も「これは役に立つ記事だ」と思ってくれます。


その結果、SNSで広めてくれたりブログで紹介してくれることになります。


URL(パーマリンク)の設定

一部の無料ブログサービスやWordPressではパーマリンク(記事URL)を自由に設定できます。

僕は階層を表示しないよう設定していますが、これはカテゴリを変えたときにURLが変更されるのを防ぐためです。

階層化すると、こんな感じですね。
naifix.com/blog/hogehoge/
naifix.com/2014/01/hogehoge/


後日カテゴリや公開日を変えてしまうと、記事URLが変わります。
naifix.com/seo/hogehoge/
naifix.com/2014/02/hogehoge/


階層を省いておくと、カテゴリを変えても同じURLになります。
naifix.com/hogehoge/


検索エンジンは階層化されたURLを好むようになってきましたので、ここら辺はお好みで設定してください。

下記のような設定はお勧めしません。
naifix.com/post-123/
naifix.com/?p=123


日本語も使えますが、リンクは長い文字列に変換されるので英語にしましょう。

正しい文法である必要はありません。

日本語パーマリンク例

Wikipedia「カテゴリ」の場合、ブラウザではこういう表示。
ja.wikipedia.org/wiki/カテゴリ

リンクはこのように変換されます。
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%86%E3%82%B4%E3%83%AA


カテゴリを考える

「カスタマイズ記事」も「アフィリエイト記事」もすべて「blog」というカテゴリにしてしまうと、

読者が目的の記事にたどり着くのが難しくなります。


Stingerというテーマのカスタマイズを書く場合
blog
 └カスタマイズ
   └Stinger


アクセスアップのテーマを書く場合
blog
 └アクセスアップ
 └カスタマイズ
   └Stinger

という設定にしたほうがわかりやすくなります。



とくに検索サイトから訪問してくれるは、その特定分野(カテゴリ)に興味がある方です。

Stingerに興味はあるけれど、アクセスアップはとくに必要としていない方だっていますよね。


カテゴリを「blog」だけにしていたら、

カテゴリページを見てもらってもStingerカスタマイズの記事にたどりつくまで時間がかかるでしょう。


高確率で数秒後にほかのブログへ行ってしまいます。

同一カテゴリの関連記事が自動表示されるテーマなら、


カテゴリの振り分け方でPV数は劇的に変わります。記事が増えてきたら、カテゴリを見直してみましょう。


「あなた」を多用しない


ブログは画面の向こうにいるひとりのお客様に対して語る、という大原則があります。

「みなさんご存知ですか?」ではなく、

「あなたはご存知ですか?」という表現のほうが読者を惹きつけるからです。


ですが、僕は個人的にかなり気持ち悪いので「あなた」という表現はなるべく使わないようにしています。

だって、日常会話であまり使わないし。


初対面の方と話すときに「あなた」と連呼されたらちょっと引きませんか?

 「あなたはご存知ですか?あなたがブログを書くときはあなたの言葉で…」なんて。


ひとりに対して語りかけるように、教え諭すように書くのはかまいませんが、

日常会話で出すくらいの割合で「あなた」を使うほうが自然です。


キャラによっては「あんた」とか「君」を使うことも。

まとめ

以上の10項目を一部だけやっている方はたくさんいますが、すべて実行している方は多くありません。

稼いでいるブロガーさんは紛れもなく実行していることばかりです。これが当たり前になるほど身に着いたら、次のステップに進みましょう。

さいごにブロガー必読書をご紹介します。それでは、また。

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“ブログ初心者が最低限覚えておくべきブログの書き方10ヶ条” への2件のフィードバック

  1. […] ブログ初心者が最低限覚えておくべきブログの書き方10ヶ条 […]

  2. […] エローラ(@uszero800 )さんの記事「ブログ初心者が最低限覚えておくべきブログの書き方10ヶ条」 にも書いてあるじゃない。 […]

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