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ステンレス製品から放射線 愛媛の回収業者
愛媛県新居浜市は11日夜、市内の金属回収業者が倉庫で保管している金属ゴミの塊1個(1辺0・5~1メートル、190キロ・グラム)から、放射線が検出されたと発表した。
金属ゴミは、宇和島市の津島町クリーンセンターから搬入された物だった。放射線による周辺への影響はないとしている。
発表では、金属ゴミは同センターから新居浜市の業者を経て、香川県坂出市のリサイクル業者工場に搬入された物の一つ。毎時0・9~1・2マイクロ・シーベルトの放射線が検出されたため、8日に業者に返品され、そのまま保管していた。
宇和島市を通じて連絡を受けた新居浜市が11日、業者の倉庫の外で放射線を測定すると、最大で毎時0・18マイクロ・シーベルトを検出した。
12日には県原子力センターなどの担当者が、金属ゴミを調査。その結果、ステンレス製品(縦、横約30センチ四方、幅約3センチ)から放射線が出ていることがわかった。放射性物質のラドンを示す元素記号「Rn」の文字が刻印されており、約10センチ手前で4・0マイクロ・シーベルトを検出した。
問題の製品は、14日にも専門業者に依頼して処分する。宇和島市生活環境課は「一般家庭から持ち込まれた資源ごみの中に、この製品が混じっていた可能が高い」と話している。
(2014年4月14日 読売新聞)
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