体操クラブに侵入して跳馬を盗んだとして、滋賀県警は14日、京都体操協会の副理事長(58)を窃盗などの疑いで逮捕し、発表した。副理事長は京都府宇治市にある体操クラブの代表をしているが、鳥取県米子市に新しいクラブを開設しようとしていたといい、盗品の跳馬を同市内で押収した。容疑を認めているという。

 草津署によると、副理事長は昨年12月4~5日の間、滋賀県栗東市にある体操クラブの施設に窓ガラスを割って侵入し、跳馬1台と踏切台1台(計50万円相当)を盗んだ疑いがある。

 国体・体操競技の京都府選手団代表の監督経験もあったという。