戦いの終わり、に
「もーダメ。しんどい」
彼方の闇のその合間、雷の明滅が消え去るのを見届けて、水明はその場に大の字になって仰向けに倒れ伏した。背中に加わる固い地面の感覚に少しばかり耐え、荒くなった呼吸ぐらいは落ち着けようと、気息の整調を試みる。
さすがに今回は全て出し尽くした。魔族の力を把握し、且つできる限り戦力を減らさなければならなかったとはいえ、あの大群を全て倒してきたのは随分と無茶だったかもしれない。向こうの戦力に換算すればあの軍勢、たぶんに主観によった見積もりだが、三個大隊には匹敵するだろう。おそらくは近代武装した二千から三千の歩兵と等しくある。誤射誘爆がない分、魔族の方が脅威だったかもしれないが、それは歩兵のみと考えた時の話。
以前、傭兵部隊と一戦交えた時のことを思い出すと、どちらが劣るとも言えないが。
それにあのラジャスとの戦いと、とどめのアブラク・アド・ハブラだ。
ラジャスは恐ろしく頑健でこちらの魔術の通りが悪く、結局は自身が扱える神聖魔術の中で最強のカードを切るはめになった。戦いのあとのことを考えれば余力を残しておいて然るべきだが、どうしょうもなかったのも正直なところ。
だが魔力は少しも残っていないというのは、はっきり言ってしまえばダメダメである。
水明はそんなことを考えながら、ラジャスの消えた空を見遣る。
「……運が良かったのか、ねぇ」
まさか、魔族に対して効果があるのが神聖魔術だったとは、正直な話意外だった。レフィールとの会話で奴らが邪神という真性悪に関わるという答えに行き着いたため、もしかしたらと思ったのだが――当たりだったとは。闇は光に弱いだとか、邪悪なものは聖なるものに屈するだとか、ある意味定番な話とも思えるが、それは魔術師である自身にとっては盲点だった。魔族イコール邪悪なものという単純な憶測を避け、こちらの世界の魔法が持つ特別さにのみ焦点を当てていたことにより、それに気づいたのがあの不快に触れた時で、答えが出たのが森の中と、初戦からかなり遅れてのことであった。
魔術師としての思考、術理や生物的な陥穽、概念的な弱点を探そうとしていたため、そんな単純なことに気が付かなかったのはある意味皮肉すぎる。
だが、効果があるのがこの神聖魔術で良かったというのも事実だった。森と山裾の間に涌いた有象無象の雑魚魔族共ならば話は別だが、ラジャス相手にこの世界にいることで効果の薄れてしまう魔術の使用を余儀なくされていれば、かなりの不利を被っていただろう。
ユダヤの秘儀であるカバラから、グノーシス主義へ受け継がれ、対悪魔、邪霊用としてアブラ=メリン・アブラハムの魔術系統に分類される魔術をアレンジしたのがこの神秘。
魔術の特性上真性悪にしか効果がなく、その上ある一定以上の力を出すためには、降神術で現界させた聖守護天使を半憑依させなければならないため、行使するにはしばしの時間を要するが、星占術や向こうの世界の事物、地形を必要とする、地球にいなければ効果が落ちる魔術と違い、場所による制限がほとんどない。
外殻世界という世界と世界の間に存在する虚。何もないとされる空間に存在する区別されていない純粋な力――つまりエーテリック、そしてモナドから、聖守護天使というどの精霊のくくりにもない己唯一の精霊を構成し現界させ、体系化された魔術を行使する技法であるからこそ、この世界でも不自由なく扱うことができた。
最大の力で撃てる魔術が効いたのは、幸いだったろう。己の行使した魔術の威力の絶対値がラジャスの強度を上回っていたことも僥倖だったと言うべきか。だが、魔族に分け与えられる邪神の力。もしあれをラジャスよりも強く、そして多く有した魔族がいれば、簡単にはいかないだろう。
「……ナクシャトラ、ねぇ。まあ、関わるつもりはなんだけどさ」
その筆頭たるは、おそらく魔王ナクシャトラ。その彼だか彼女だがなんだか知れぬ傍迷惑な魔族某の長は、単純に考えてラジャスよりも強く邪神の力を賜っているはずだ。関わるつもりはないが、万が一遭遇してしまうということもあり得るし、他の魔将とやらがラジャスよりも強い可能性というのもない話ではない。
もしかしたらというその時がくることも、これから念頭に入れて対策を練っておかなければならないか。
おもしろくもない、嬉しくもないことばかり考えていると、敵を倒したあとだと言うのに頭が随分と重く感じられる。
荒い息かげんなりとした息しか吐きだせないそんな水明に、隣にいるレフィールが話しかけてくる。
「スイメイくん。ありがとう。君が来てくれて助かった」
「いや、随分と遅れてからきたんだ。お礼を言われるのも少しむずがゆい」
掛けられた謝辞に、水明は己が思うところを正直に口にする。最初に魔族と相対した時から、躊躇う瞬間があったのは否定することはできない。そんなこともなく、自分の心根に一本筋が通っていれば遅れることもなかっただろうし、それにこれは訊くまでのないことだと思うが、
「……商隊の人たちはやっぱり?」
「……ああ」
「そうか」
レフィールの憂いの声音が、訊いたことの答えだった。ダメだったか。ここにたどり着いた時の惨状を思い返せば分かることではあったが、全滅か。レフィールを引きとめたり、魔族に操られた冒険者がいた時点で無事は諦めていた自身が言える話ではないが、やはり、少しの間でも一緒にいた連中だ。残念には思う。
思えば、レフィールを追って森に入ったあそこが、岐路だったのかも知れない。あの時、自分が商隊の人間をもっと上手く説得できていれば、レフィールを商隊に留まらせることができていれば、もしかしたらもっと救いのある結果になっていたかもしれないのだ。
確かに全て、今更な話ではあるとは思うが……。
「……スイメイくん。気にしない方がいい。私が言うのもなんだろうが、商隊の人たちが殺されたのは君のせいではないよ」
こちらの表情の機微から、何を考えているかを察したか。そんなレフィールの気遣いに溢れた声が聞こえる。だが、
「そう言ってもらえると気が楽だが、俺よりもレフィールの方が気にしてるんじゃないのか?」
「そ、それは」
逆に訊ねると、彼女は戸惑ったような声を上げた。次いで、場が悄然とした雰囲気に包まれる。やはり、気にしていたのだろう。いや、気にしない訳がないか。彼女は守りたかった者たちを守ることができなかったのだ。間に合わなかったのか、間に合った上で守れなかったのかは分からないが、辛い時間を過ごしたのは同じこと。
そしてラジャスにはそこに付け込まれたのだろう。ああいう邪悪は往々にして心の弱い部分に付け込むのが上手い。反吐が出るほどに。
だから彼女は余計に辛いのだろう。
「……レフィール。君は俺みたいに躊躇わずに、商隊の人たちを助けようと突っ走ってきたんだ。あんまり自分を責めない方がいい」
「う、うん……」
発せられた控えめな声はやはり重かった。努力した、頑張ったなどそんな言葉、結果の前ではいずれも甘やかしの気休めでしかない。それを分かっているからこそレフィールは消沈したままなのだろうし、それを分かっているからこそ自身もこれ以上かける言葉を持ちえない。
しばらくの間、そうしていただろうか。死した者への黙祷か、己の心に整理を付けるためか、深い沈黙を守る中、不意にレフィールが口を開く。
「スイメイくん、その……」
「どうしたんだ?」
「あ、あの。ありがとう」
「……なんだ、改まって?」
謝辞なら先ほど受け取った。これ以上お礼を重ねられても何が何やらと、水明がそう不思議に思っていると、気恥ずかしそうな、淑やかな声が返ってくる。
「その、さっき、君に助けに来てくれたと言われた時、すごく嬉しかった。だから……」
「お、おう……」
「ありがとう」
「そっ、そうでありますか……それはどういたしましてございますですはい」
と聞こえたお礼があまりにも真摯すぎて、水明の口から場違いで使い方のおかしい丁寧語が口から飛び出す。
そんなこと改めて言われると随分と面映ゆいが――そう言えばラジャスと相対していた時やレフィールと話をしていた時、随分と恥ずかしいことばかり宣っていたような気がする。
(あー……)
己の目指すもの。結社の理念である、助けられることの証明と、父の願い。手前勝手な救いの手。独善。
勢いだ。全部、勢いのせい。勢いのせいで叫んでしまったのだ。そうだ。そういうことにして、全部忘れてしまえばいい。そうすれば万事何事もなく解決である。そんな風に考えて、ぶんぶんと首を横に激しく振る水明。そんな風に彼が現実逃避をし始める最中、レフィールが決意に溢れた声を放つ。
「私は君のおかげで勇気を出すことができた。もう諦めることなく、ちゃんと自分の道を進んで行こうと思う。まあ、強くなって魔族と戦うことには変わりないけれどね」
「…………」
……どうやら、挫けた心は戻ったらしい。多少なりと、絶望は和らいだようなら、良かったのかもしれない。
そう水明が何も言わずに空を見上げていると、レフィールはが不思議そうに、
「……どうした?」
「ん? ああ。それがいいと思うよ」
「私はもう諦めたりはしないよ。どんなことがあっても最後まで足掻いてみせる。君にそれを教えられた」
そんな小っ恥ずかしいことを真顔で言ってくれるレフィールに、水明は自嘲気味に答える。
「やめてくれよ。俺のあれだって受け売りみたいなモンなんだからな」
「受け売り?」
「……ああ、俺も前に、バカ強い奴にやり込められかけたことがあってね。その時に言われたんだ」
そうだ。否定された時の気持ちは分からないことではない。強い奴に言われると、世界の全てが自分を否定するような感覚になる。そんな窮地、心に迷いが生まれたその時に、走れと、顧みた先に夢はないと指し示した男がいた。そう――
「いい人と巡り合ったんだな。」
「どこが。あんな狂人。まあ感謝はするけど、アイツは基本、敵だよ」
レフィールは美談だとでも思ったのだろう。え、と困惑の一声が耳に聞こえる。そう、自身にそんなことを言ったあの男は、基本人の夢を笑うことしかしない。大事な時にばかり出てきて、場違いで筋違いな喝采を上げ、人の邪魔ばかりするような男だ。目を付けていた奴が死ねば、楽しくなくなるとでも思ったのだろう。
だから、だからあの時、あんな言葉を……。
「……だけどあの時の言葉は、本気だったのかもな」
「君も君で複雑なんだな」
「まあな」
「ふふふ」
「…………」
何が面白いのか。突然控えめな笑い声を上げるレフィール。こんな話の最後にそんな穏やかな笑いを浴びせられると、どこか子供扱いされているようで少し不服だが――それでも、あんな戦いのあと、穏やかな声を聞けて良かったと言えるだろう。
なんにせよ、戦いは終わり。
これで悪くはなかったようだ――
と、そんな安穏とした居心地のいい空気に包まれたその時だった。水明が寝ころぶ隣で、何らかの異変が起こる。
――ぼふ。
「ひうぅ!!」
気が付けば、地面に投げ出されるような音と共に、愛くるしい悲鳴が聞こえてくる。おそらくは、いや確実にレフィールのものだろうが、辺りに響いた声は気持ち高音がかっており、いままで聞いたことがない類のもの。まあレフィールの悲鳴と言うのも、耳にするのは初めてな水明なのだが。
「よっと。レフィール、どうした――」
そうして動くのも辛いながらに何とか首だけ回して横を向くと、当然そこには声の主であるレフィールがいた。
――それも、随分とちっちゃくなって。
「…………は?」
「い、いたた……どうしたスイメイ君?」
見たもののあまりの胡乱さに、目をこすりたくなる衝動に駆られるが、しかしそのまま。
そこには小学生くらいの年齢と思われる少女もとい幼女がいた。赤い髪のポニーテール。少しばかり吊った鋭い目と、雪国育ちの白さ、最初に感じ取った静かな剣の雰囲気。面影が残っているゆえ、レフィールに間違いないだろう。だからこの幼女は小さくなったレフィールで間違いないはずだ。……おそらく。
だが、一体これはどういうことなのか。着ていたものはと言えば、身体が小さくなったためぶかぶかだし、転んだ際に顔を打ったか、目尻に涙を浮かべてごしごしと顔の泥を拭っている。
そんな彼女は目を丸くしている自分を見て、訊ねてきたのだが。問い質したいのはこちらの方であり――
「いや、そっちこそどうしたんだレフィール。ちっちゃくなってるぞ?」
「ちっちゃく……?」
問うと、小さいレフィールはどうにも可愛げしかない怪訝な表情をして、自分の身体に目を落とす。そしてすぐにぎょっと、表情を驚愕のものへと変えた。
「え? え? な、なんだこれは!? 一体どうなっているんだスイメイくん!?」
「いやいやいや、なんだこれはって訊きたいのはこっちのほうだっての」
「身体が小さく! 小さくなってる! なんで? なんで? どうしてなんだ!?」
「初めてなのか? いや、初めてだとは思うけどさ……」
「当たり前だ! こんなこといままであるはずがない!」
このにわかに起こった異変に対しそう力強く断言するレフィール。というか取り乱している。初めてのこと。いや、こんなこと頻繁にあっても困るだろうが。しかしてレフィール何か答えに至ったか推測を口にする。
「ま、まさか戦いの最中にラジャスの奴が私に良からぬ術でも……」
険しい顔でそう勘繰るレフィール。懐いた焦りが如実に伝わる表情だ。しかし、呪いならば以前のこともあり考えられそうな話だが、果たして幼児化する呪いなどわざわざかけるものか。しかも全て終わったあとに効果が出るような随分と遅すぎる呪いなど。こんな呪いかけてもはっきり言って仕方がない。
まさか最後の悪あがき的な嫌がらせなのかと、念のため魔術師の目で彼女のことを視てみるが。
「……いや、それはなさそうだな。呪いの痕跡は前のもの以外ない」
「く、だとしたら。なんで――」
頭を抱えるレフィールの表情は、いつになく逼迫している。
だがしかし、いまはどうしてこんなことになったかだ。レフィールも頭を巡らせ原因たる情報を探しているようだが、さてこれまでの間、彼女にこのような異変をもたらす理由があっただろうか。
確かに彼女が普通の人間と大きく乖離したところは、多くあるが。
――精霊の力、スピリット。
そう言えばと、水明は戦いの最後にレフィールが発揮した尋常ではない力の発現を思い出す。レフィールが周囲の空気を支配したあの力は、以前見た時とものとは全くの別物だった。力の強さも、範囲も、種類も、雑魚魔族を吹き飛ばした時とは全く異なるものであり、次元違いとも言える激しさを誇った。
それを踏まえ推し量ると、すぐに答えに行き着くが。
(いや、それはいくらなんでも単純すぎるだろ)
一応の答えをそんな風に心の中で否定する水明。だがしかし、ここで先ほどの神聖魔術の一件を思い出す。単純な考えを否定して、結局答えに行き遅れたことも考えれば、この異世界ではあながちそんな単純なことも否定できないという話になる。
「レフィール、あのさ」
「……小さくなった。全部。何もかも。うぅ、なんだろう。何かまた大切なものを一気に失った気がする……ぐすん」
「お、おーい」
「え? あ、すまない。どうしたんだスイメイくん?」
余って手から垂れた袖で溢れてきた嘆きを拭い、水明の方を向くレフィール。そんな彼女に水明は出てきた推測を述べる。
「いやな、レフィールの身体、スピリットの力を使い過ぎたせいで小さくなったとかなんじゃないかなって」
「……? どうしてそう思う?」
「えーとまあ随分と憶測に依った話になるんだけどさ、レフィールの身体っていうのはおそらく半分人間の肉体と半分精霊的なもので構成されているから、精霊の力の大本であるエーテリックやモナドを大量に消費すると、精霊としての部分がなくなってだな……」
「知らない言葉が少しあるが……要は力の使い過ぎでこうなったと言うのか? しかしどうしてそれが身体が小さくなることと関係があるんだ? いままではどれだけ力を消費しても、肉体に変わりがなかったし、まず前提として肉体が縮んでるのがそもそもおかしいだろう? 精霊の力がなくなれば、単に力が使えなくなるだけだ」
「確かにそうだが、なにせレフィールはスピリットだからな。俺のいたところでも、解明されていないことが多すぎるから……」
そう、向こうの世界では精霊が存在した時代がかなり前で、記録もそれほど残っていないため、精霊というものが未だ明確に解明されていない。
それでも、生まれながらに半精霊たるレフィールの身体は肉体とアストラルボディに加え、スピリットを構成するエネルギーとで身体を維持しているはずだ。こんなことになったのは身体を構成する一部を使い過ぎて欠けてしまったからと考えられるが、確かにレフィールの言った通り、それで身体が縮んだことには疑問を抱かずにはいられないか。いや――
「……そうか、レフィールの身体はスピリットを基礎とするものだから、普通の肉体とは根本的に違う。レフィールの存在っていうのは召喚された精霊と同じで、顕現させたものが実像と肉体をこの世界に投射している状態と同じわけだから、基礎であるスピリットの力が弱まると実像が希薄になるんだ。ああ、なら頷けるな。レフィールという個はそこにあるけど、存在が希薄さを増したせいでその辻褄合わせで小さく見えて、それが実際の肉体にも影響しているんだ」
「す、スイメイくん! 難しい言葉ばかりで分からない! 私にも分かるようもう少し簡単に!」
「ん? あ、そうだな、すまん。あとで整理してから説明するよ……っていうかレフィール、その状態であんま飛び跳ねるとマズいんじゃ……」
水明が指摘し終わる間もなく、レフィールは服や靴に足を取られて――
「わ、わわっ!! へううっ!?」
また顔から地面に倒れ込んだ。そして、しばしの間起き上がろうともがいていたが、一人で立つことを困難と判断したか、水明に申し訳なさそうに声を掛ける。
「……スイメイ君、すまないが手を貸してくれないか? 服や靴が大きすぎて起き上がれないんだ」
「………」
「スイメイ君?」
どうして応えてくれないのかと、不思議そうな声が掛けられるが――その願いに応える力を水明は持ち合わせてはいなかった。それもそのはず。寝ころんだままの水明は、
「いや……な? 俺もさ、力の使い過ぎで動けないんだわ」
「…………」
「…………」
場を席巻する沈黙。気まずい静けさ。つまり、こうなった以上どちらも動けないのである。
展望のない未来が垣間見え、水明はやたらと乾いた誤魔化し笑いを放つ。
「ははは……どうしようっか?」
「ああ……どうしような……」
……結局その後、何とか起き上がることのできる状態まで回復した水明は、服が絡まって動けなくなったレフィールを抱え起こして、どうにかこうにか一緒に山を下りたのだった。
鼻から牛肉/樋辻臥命です。
レフィール編、終了いたしました。ここまでお付き合いして下さった読者様、ありがとうございます。準備ができ次第、次の話を投稿致しますので、申し訳ありませんがそれまでお待ちいただければと思います。
精霊の力、エーテリック、魔力、マナ、アストラル。そろそろ作中のエネルギー用語諸々整理しないとマズくなってきましたね。
+注意+
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