2014年4月4日金曜日

3月末の決算

3月末の決算を締めることができました。

投資事業が黒字、
経営コンサルティング事業があまり大きくないが黒字
不動産事業が若干の赤字

でトータルでは黒字になりました。
退職後1年間は体力の回復、精神のリフレッシュを主題にやってきた割には
順調な立ち上がりだったと思っています。 これも周りの方が素晴らしい機会を提供してくれたり、一緒に仕事してくれるメンバーが一生懸命(わたしがかなり追い込んでいるからかもしれないと悩んでもいますが)働いてくれるおかげなので、感謝感謝です。

今期は大分体力が回復してきたので、そろそろ本格的に活動する気になってきました。

まずは、私の本来の強みである(はずの)経営コンサルティング事業を強化します。
チャレンジは完全成功報酬型でやることと、ソーシャルメディアを中心につながっているプロフェッショナルの方にオープンに参画していただくコンサルにしたいと思っています。
それにより、クライアントやプロフェッショナルの方双方に経済的なメリット、自分のやりたいことをできるキャリアを提供できるようにしたいと思っています。
また、我々が付加価値を提供できるパートナー企業様とも積極的に提携を行い、多くの機会を獲得していきます。

不動産事業は現在賃貸コンシェルジュハウスをやっていますが、不動産業界向けシステムソリューションパッケージを開発したので、情報システム構築及びマーケティング支援事業を強化していきたいと思っています。 賃貸コンシェルジュハウスは様々なお客様のフィードバックを受け、5月にまた大きくリニューアルを行います。また、事業性が検証できコンシェルジュ様への提供価値も明確になったため、有料化を行い、収益性をもっと上げていきます。

また、不動産向けメディアを立ち上げます。まずは賃貸の顧客に特化したものを作り上げます。ユーザーがプロである寄稿者にすぐにコンタクトが取れるまったく新しいメディアにチャレンジしたいと思っています。

投資事業は倶楽部ビリオンを立ち上げます。富裕層の方が集まれる場を創り、様々な投資を学び、議論する。一人では中々踏み切れない投資もみんなで議論しながらやっていけば成功確率が高まると期待しています。
不動産の投資家(オーナー)様の物件を我々の持つ不動産営業ネットワークを使って「速決め」できる事業を立ち上げます。日本の空き家問題、空き家に悩むオーナーの課題を解決していきたいと思っています。

で、売上利益とも倍増できたらいいなと思っています。
もし、何か興味があることがあったり、ビジネスアイデアとかあればおしえてください。

2014年2月10日月曜日

今日の経営者-訪問介護の企業

最近注目している会社に訪問介護の会社がある。

社長はまだ40代で元看護師だ。
昔、精神病棟の担当だったらしく、
精神疾患患者を主に訪問介護サービスをやっている会社です。

患者のためにもなり、その企業の成長性、収益性の面でも素晴らしい会社だと思います。
今、自宅に住みながら、介護を受ける訪問介護が広がらないのは、自宅で生死の危機になった時に、医師の協力体制がないと大変なことになり、そのリスクを取れないからという問題があります。

しかし、精神疾患の場合は体は健康な確率が高く、生死の問題になる緊急性の高い医療があまり必要でないことから、訪問介護のスタートにはとてもいい切り口になる。
かつ、要介護者の三分の一は精神疾患であり、市場もとてつもなく大きい。

精神疾患=対応が難しいという常識を覆したビジネスモデルだと思います。

精神疾患を抱えた老人の方の事故がたびたび放映されるようになったが、それらを解決する有効な会社だと思います。

ペット保険

今日はペット保険の会社の経営者の方とお会いした。

私は人間の保険なら高額医療があるので、存在意義がわかるが、ペット保険については高額な医療もないのに、なぜ普及するのかということが疑問だった。

ペット保険は経済合理性だけでなく、基本的にペットを人間と同じように扱ってあげたいという気持ちが飼い主の方にあるようだ。だから、人間の健康保険書のカードのようなものがあり、人間と同じように感じるようにしている。

従って、人間の保険は価格競争に陥っている感があるが、ペット保険は価格以外の付加価値に訴求できるチャンスがあるようだ。 そこで、その会社は病院のレセプト、電子カルテの情報、自社で動物病院をはじめ、病院の情報だけでなく、診療に関する情報も顧客に提供することも検討中のようだ。詳しくは会社の決算説明用資料にあります。

面白いことに、人間で個人情報の問題などでできなかったことを、ペットで実現するというペットの医療システムが人間のそれを変えることがおこりそうだ。

ペット大好き人間で人の医療システムに疑問を持つ私にとって、爽快な話だった。

2014年1月5日日曜日

辺野古の問題

私はこの問題についてあまりに素人でまったく的外れなのかもしないが、あまりに今回の決着は我慢できない。

普天間基地の辺野古への移設について、なんとも不自然な決着の仕方だ。仲井真知事も「素晴らしい提案」といったのは国家権力への皮肉なのではないだろうか?

そもそも、辺野古の海を埋め立てるとどれだけの生物が犠牲になるのだろう。普天間基地は危険だが、何人の人が実際なくなったのだろう。米軍の何人かの罪はあるが、これは別の解決の仕方があるように思う。これだけの生物の命を犠牲にしなくても。

もう、自然は無限大ではなく、自然を犠牲にするのではなく、限りある自然のなかで、人間を含めた最大の生物が最大の幸福を実現できるように物事を意思決定しなくてはいけないのではないでしょうか?

私は革新的なアイデアが出ない限り、普天間の危険をできるだけ取り除き、現状を続けざるを得ないように思う。

2013年12月29日日曜日

年をとると気を付けなくてはいけないこと

私は日本の優秀で実績も積まれ人脈もあるシニアな方にもっともっと有効に活躍していただきたいと思っています。私の存じ上げる超有名人のシニアな方は70を越えても分刻みで活躍されている方も何人もいらっしゃいますが、多くの方はそうではないようです。
若手の起業家にとって、わたしなどのような熟年起業家にとってもとても有効だと思います。

私は若手の起業家にご紹介させていただきますが、初めはとても喜んでもらえるのですが、そのうち関係が途絶えてしまいます。 聞いてみると、話が長く、過去の武勇伝のお話が多く、なかなか彼らのニーズを行っていただくのに達しないという理由が多いようです。

私もだんだん気を付けないといけないと思っているのですが、話は短く、さっと切り上げないといけないなと思っています。 若い人の貴重な時間を奪ってはいけないので。

2013年12月26日木曜日

思考の漏斗

昨日、コンサルタントを久々にした。
外部のコンサルの発表を聞き、意見をいいながら、クライアントと方針を決めていくような仕事だ。

そこのコンサルが「陥りがちな思考パターン」をしていたので、(わたしも油断するとやってしまう)参考になればと思い書いています。特に、ある程度シニアになると陥りがちな罠だ。

現状の理解を中途半端に行う、その現状や情報を基にすぐに結論の議論をしてしまう。
私は昔、発想法の本で読んだ「思考の漏斗」をイメージする。
漏斗は液体または粉体を口径の大きい容器から、口径の小さい穴または管を通して投入したり、液体を壁面を流下させたりする際に利用する円錐状の器具である。

大きな口径は現状を理解するため情報収集だ。目いっぱい情報を体に入れる/浴びる。 その後、熟成を待つ、小さな口径は「コンセプト」だ。熟成をを待つとクリスタライズという結晶化されてコンセプトが浮かんでくるというイメージだ。
その後、漏斗を逆にし、そのコンセプトから詳細に落としていく。そうすれば魂のこもった提案ができる。

素晴らしき同僚

資産運用の方の事業でご一緒させていただいている同僚について。
彼との組み合わせは最高だと思っています。彼はどう思っているか不安だが...

彼は大学の教授であり、株式投資、PE/VC、ヘッジファンドの経験があり、某有名私大の経営学部首席で卒業したとても優秀な人だ。
彼は勉強熱心で論文も多数こなし、この事業でもポートフォリオマネジメント、管理業務全般、営業までトータルでこなすとても効率的に仕事をしている。

その効率の差の秘密は何か今日わかったような気がした。言うまでもなく、彼と私の絶対的な能力差はあるのだろうが、それをさて置くと、私との行動パターンの違いがある。

彼は現状の環境を前提ととらえ、その中で最適化をしていく。そのため、周り、現実とあまりぶつかることなく、どんどん仕事が処理できる。

私はいつも現状の環境がいいのかと考えてしまい、環境やルールを変えたいと思う。そのため、一つ一つの仕事が重くなり、量がこなせない。周りや現実ともいつもぶつかっている。
この生き方は私が望んだ面もあるが、周辺に、本ばかり読み、教養は十分にあるが、政治や経済などにぼやいて、仕事がなかなかうまくいかない人もいる。私もその部類に近いなと先の同僚を見ていて思った。

もう一度、従うべき環境、変えるべき環境をしっかりメリハリをつけることを考えることが重要だなと感じた。