仕事だから飲み会に参加します――。宝酒造が新社会人を対象に実施した調査で、約6割が上司や先輩からの飲み会の誘いについて「酒を飲みに行くのも仕事」と考えていることが分かった。一方、上司や先輩は、若手社員が酒を飲む雰囲気が好きだから誘いに応じていると考えている人が最も多く、意識の違いが明らかになった。
調査はインターネットを通じて1月31日から2月3日に実施。新社会人の男女各100人と上司・先輩にあたる30代と50代の男女それぞれ100人ずつの計600人に聞いた。
新社会人が上司からの飲み会の誘いに応じる理由(複数回答)で最も多かったのが「酒を飲みに行くのも仕事」で61.9%。次いで「上司や先輩の考え方を知りたい」が49.2%だった。
一方、上司や先輩に、若手社員が飲み会の誘いに応じる理由を聞いたところ、「(若手社員が)酒を飲む雰囲気が好きだから」が53.8%で最多だった。「酒を飲みに行くのも仕事」は31.0%で、新社会人とは約2倍の開きがあった。
上司からの飲み会の誘いを若手社員が断っても「仕事に影響しない」は、上司や先輩が61.3%だったのに対し、新社会人は26%と、意識の差が明らかになった。
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