ネットの不正送金関与で逮捕04月11日 09時37分
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インターネットバンキングの口座から不正に引き出された預金の海外送金に関わったとして愛知県岡崎市のフィリピン人の男が警察に逮捕されました。
逮捕されたのは、フィリピン人で岡崎市の無職、ボレゴン・ワレン・パドゥラ容疑者(26)です。
警察によりますと、4月2日、東京の男性会社員のインターネットバンキングの口座から、99万円が、ボレゴン容疑者の親族の口座に不正送金されました。
このうち47万円を愛知県豊橋市の海外送金の請け負い業者を通じてタイにいるという人物に宛てて送金したところ、何者かがタイの窓口で受け取ったということです。
警察は、ボレゴン容疑者が受け取りに必要な取り扱い番号などを、不正に転売したとして、犯罪収益移転防止法違反の疑いで逮捕しました。
調べに対し「インターネットで知り合った人物に頼まれた。5%の報酬をもらう約束だった」と供述しているということです。
警察は、このところ、被害が急増しているインターネットバンキングの不正送金のグループが、関わっていると見て調べています。