浅ヤン演出テリー氏「周さんは料理対決の先駆者」
2014年04月14日 16時00分
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テレビのバラエティー番組などで活躍した中華の料理人・周富徳さんが今月8日、誤嚥(ごえん)性肺炎のため亡くなった。71歳だった。周さんの名を全国的に有名にするきっかけとなったテレビ東京系の「浅草橋ヤング洋品店」で演出を務めていたテリー伊藤氏(64)は「本当に悲しい。周さんがいなかったら『料理の鉄人』など、料理人が対決する番組は生まれていなかった」と故人を惜しんだ。
周さんは横浜・中華街生まれで、18歳で料理の道へ入り、「聘珍樓」や「赤坂璃宮」などの名店で総料理長として腕を磨き、1993年に東京・港区北青山に「広東名菜 富徳」をオープンさせた。
同店の関係者によると「最後に店に来たのは肺炎で体調を崩す直前の昨年7月。それから今年2月まで長期入院していたせいで足腰を弱らせ車椅子生活だったため、退院後はリハビリ施設にいたのですが、体調を悪化させ再入院していました」。一人息子の志鴻さん(46)とその妻にみとられ、ひっそりと息を引き取ったという。
店は数年前に志鴻さんに任せていた。店の関係者は、周さんについて「仕事に厳しい人だった」と口を揃える。「スピード重視。全体を見渡せる位置から指示を出すんだけど、ちょっとでも遅いと怒号が飛んでくる。ひどい時は皿が飛んできた。でもね、短気だけど怒りを後に引きずらない人だった」(調理スタッフ)
<次ページ>人気「中華大戦争」生んだ周さんの面倒見
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