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十勝毎日新聞社ニュース

「宇宙港」に期待感 山本大臣が訪問

  • 2014年4月12日 14時05分

伏見大樹町長(右端)らが見守る中、ロケット開発の取り組みを視察する山本大臣(左から2人目)

 【大樹】山本一太宇宙政策担当大臣が12日、大樹町を訪れ、町内にある宇宙ベンチャー企業の工場や町多目的航空公園などを視察した。宇宙関連の施策を進める大臣が大樹に足を運ぶのは初めて。山本大臣は「大樹の強みは広い土地があること。いつかは大樹から宇宙船が飛び立って帰ってくる構図になればいい」と述べ、「宇宙のまち・大樹」などが掲げるスペースポート(宇宙港)構想に期待感を示した。

 山本大臣は日帰りで訪問。宇宙利用の拡大に向けて注目が高まっている同企業の現状を視察した。

 午前中は元ライブドア社長の堀江貴文氏が創業したSNS(東京)の子会社で同町内に本社を構えるロケット開発会社「インターステラテクノロジズ」(牧野一憲代表)を訪れ、有人宇宙ロケットの自社製造を目指す同社の取り組みについて説明を受けた。

 同社では伏見悦夫大樹町長、中川郁子衆院議員(道11区)らと非公開で意見交換も行った。関係者によると、山本大臣は自民党宇宙・海洋開発特別委員会の宇宙総合戦略小委員会で大樹町を含めて検討されている新射場の候補地について「20年、30年と(宇宙のまちづくりを進める大樹は)一番可能性がある土地ではないか」と伝えたという。

 午後は町多目的航空公園内にある宇宙航空研究開発機構(JAXA)の施設を視察。とかち帯広空港で堀江氏と面会する。

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