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STAP細胞 理研、第三者の成功「完全再現といえず」

産経新聞 4月14日(月)15時34分配信

 小保方晴子氏が14日に公表した文書で「第三者が再現に成功していることは理化学研究所も認識している」としたことについて、理研の広報担当者は同日「小保方氏の所属する発生・再生科学総合研究センターの研究員が、論文発表後に細胞が光り、万能性を示す遺伝子が働いたことを確認するのに成功した」と説明した。ただ、万能性を確認できた細胞からマウスの作製に成功したという報告はなく、科学的に完全に再現したとはいえないとしており、小保方氏の「第三者による成功」を裏付けるものではないという。

 再現実験の成功について、小保方氏は、細胞の万能性を示す多能性マーカーが陽性であるとした時点でSTAP細胞を確認したとしている。一方、理研の担当者は「小保方氏がいう『第三者』の定義がわからず、なんともいいようがない。万能性の確認も理研内部の研究者の成功でもあり、完全な第三者かというと判断が難しい」としている。

最終更新:4月14日(月)16時11分

産経新聞

 

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