統一地方選:自公、選挙協力合意 大阪府議選、維新に対抗
毎日新聞 2014年04月13日 大阪朝刊
自民党大阪府連と公明党大阪府本部の幹部が12日、大阪市内のホテルで会談し、来年4月の統一地方選で選挙協力することで合意した。今月末をめどに府議選の候補者を調整し、両党で過半数を目指す。自公が地方議会レベルで選挙協力するのは全国的にも珍しく、前回府議選で単独過半数を得た大阪維新の会(代表・橋下徹大阪市長)に対抗する。
次期府議選から定数を現行の109から88に削減するため定数1の選挙区が増え、候補者調整の成否が結果を左右する。公明は2012年衆院選では維新と協力をしたが、大阪都構想を巡る橋下氏の出直し大阪市長選実施で関係が悪化している。会談した竹本直一・自民府連会長と佐藤茂樹・公明府本部代表らは、実務者レベルで協議を進めることや、大阪市議会でも自公で過半数を目標にすることも確認した。【林由紀子】