ニュース
米司法省、マルウェア「Zeus」による数百万ドル窃盗で犯行グループを起訴
(2014/4/14 06:00)
米司法省は11日、マルウェア「Zeus」「Zbot」を使用して銀行情報を盗み、数百万ドルの窃盗に共謀した犯罪グループの2人が、11日初出廷したと発表した。
被告2人はウクライナ国籍で英国在住だが、今回米国に送還され、米国ネブラスカ州リンカーンにて罪状認否を行った。そこで初めてこの件の起訴状が開封された。連邦大陪審は2012年8月時点で既に9人を起訴していたが、これまで起訴状は開封されていなかった。
9人の内4人は、現在ウクライナとロシアに在住しており、、未だ身柄を拘束されていない。また、残り3人の身元は特定していない。
起訴内容によると、被告らは「Zeus」「Zbot」マルウェアを被害者のコンピュータに許可なくインストールし、銀行口座番号、パスワード、個人識別番号、RSA SecurIDトークンコード、ネットバンキング口座にログインするために必要な情報を入手。その情報に基づき、共謀者たちが被害者の銀行口座から数百万ドルを盗んだとされている。さらに、検察側は被告らが米国市民をマネーミュール(運び屋)として使用し、送金したとしている。
マルウェア「Zeus」に関しては、日本国内でも多数の銀行が狙われ、利用者に注意が呼びかけられた経緯がある。
URL
- プレスリリース(米司法省、英文)
- http://www.justice.gov/opa/pr/2014/April/14-crm-375.html
最新ニュース
- NSA、「Heartbleed脆弱性を情報収集に利用していた」とする報道を否定[2014/04/14]
- INTERNET Watchアクセスランキング [2014/4/7〜2014/4/13][2014/04/14]
- BSA、ソフト違法コピーの通報者に最大100万円を支払う「報奨金プログラム」[2014/04/14]
- 米司法省、マルウェア「Zeus」による数百万ドル窃盗で犯行グループを起訴[2014/04/14]
- ウェザーニューズ、ハワイでの皆既月食を15日15時より生中継[2014/04/14]
- OpenSSLの“出血バグ”を抱えているサイト、「.jp」ではHTTPSサイトの45%[2014/04/11]
- Google、空港詳細図をGoogleグループで誤って一般公開、国交省調査へ[2014/04/11]
- Google Glass、1日限定で一般販売〜18歳以上の米国在住者を対象に[2014/04/11]
- OpenSSLの脆弱性を標的としたアクセスが増加、警察庁が注意喚起[2014/04/11]
- ヤフーの地図作成サービス「スポットノート」が6月19日で終了[2014/04/11]
- Twitterウェブ版にリアルタイム通知機能が追加、数週間で全ユーザーに提供[2014/04/11]
- UCOMモバイル、月額1791円/通信量1GBのLTE通信サービス[2014/04/11]
- 「hi-ho LTE typeDシリーズ」で音声通話対応SIMが登場[2014/04/11]
- 雨雲をARで発見、日本気象協会の「Go雨!探知機」アプリがAndroidに対応[2014/04/11]
- Microsoft、「Windows 8.1 Update」のWSUSによる配布を一時停止[2014/04/11]
- 「.moe」の拡散にふさわしいサイト募集、萌えドメイン名を無料で先行[記事更新][2014/04/11]
- Androidインストール済アプリを常時監視へ[2014/04/11]
- 予約受付サイトを簡単作成、「Coubic」がサービス開始[2014/04/11]
- コミュファ光、IEEE 802.11ac対応ホームゲートウェイの提供を開始[2014/04/11]
- ニフティクラウド、小型の専用機器をつなぐだけで利用できる「シンプルVPN」[2014/04/10]
バックナンバー
|
|