バーランダー、メジャー１０年目で初安打

　剛腕ジャスティン・バーランダー（３１）がメジャー１０年目にして初安打＆初得点を記録した。１２日の敵地でのパドレス戦で、２回２死一塁から、相手先発右腕ケネディの９１マイル（約１４６キロ）直球を中前へ。メジャー３６打席目で初安打を放つと、続く４回にも９２マイル（約１４８キロ）直球を右前に運び、ハンターの２点適時打で初めてホームも踏んだ。

　投げては７イニングを８安打２失点にまとめる好投で今季初勝利を挙げたが、試合後の話題はバットに集中。ア・リーグは指名打者制で、打席に立つのはナ・リーグとの交流戦のみだけに、球団公式サイトによると、アビラ捕手は「珍しいものを見た」と笑顔。バーランダーも「ヒットを打ったらどんな気分だろうと思っていた。やっと分かったよ」とご満悦だった。