右肩痛の上原、２日連続で登板自重　ＤＬ入りかどうかは現地１３日に決断

　１１日の練習中に右肩の張りを訴え、同日の登板を回避した上原浩治投手（３９）が、この日も再び登板回避。通常なら試合前に行う遠投もしなかった。

　試合前に記者会見を開いたファレル監督は「現時点ではロースターを動かすこと（上原の故障者リスト入り）は考えていない。明日（１３日）遠投をしてみて、その後の様子を見てみたい」と結論を持ち越したが、経過によってはシカゴに遠征するチームと離れて地元ボストンに戻し、精密検査を受けさせる可能性についても言及した。

　上原はレンジャーズ在籍時の２０１２年にも同箇所を痛め、戦列を約１カ月半離れたことがある。同監督は「２年前と比較するのはまだ早すぎるが、いずれにしても完全に回復してから復帰させたい」と、チームの浮沈を握る存在だけに慎重姿勢だった。　（賢）