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GM欠陥隠し問題 米議会が本格調査へ4月12日 12時48分
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アメリカ最大手の自動車メーカー、GM=ゼネラル・モーターズが、死亡事故につながる車の欠陥を知りながら、10年以上にわたってリコールを行わなかったとされる問題で、アメリカ議会下院の委員会は、11日、GMや運輸当局から入手した大量の内部資料を基に本格的な調査に乗り出す方針を明らかにしました。
この問題は、GMが、走行中にエンジンが停止してハンドルやブレーキが効かなくなるなど、死亡事故につながる重大な部品の欠陥を知りながら、10年以上にわたって事実を隠しリコールをしなかったとされるものです。
これについて、アメリカ議会下院のエネルギー・商業委員会は、11日、GMやアメリカ運輸省の道路交通安全局から入手した25万枚に上る内部資料を公開しました。この中には、GMのメアリー・バーラCEO=最高経営責任者が製品開発の責任者だった2011年の10月に、別の部門の幹部から、車のパワーステアリングに安全上の問題がある可能性について報告を受けていたことを示す電子メールなども含まれています。
エネルギー・商業委員会のフレッド・アプトン委員長は、「これらの資料はGMのシステムに欠陥があったことを示すもので、どこに問題があったのか解明を進めたい」と述べ、大量の資料を基に本格的な調査に乗り出す考えを明らかにしました。
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