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2014/02/05 アレクセイ・ミーシン「羽生結弦は自ら踊っている。それが彼の強さだ」

      http://www.sport-express.ru/olympic14/figureskating/reviews/40726/

「プリューシェンコ、散歩をしていて練習をすっぽかす」の記事より。

2014/02/05 アレクセイ・ミーシン「羽生結弦は自から踊っている。それが彼の強さである」

オリンピックパークから、ドミートリー・アフォーニンとヴラダス・ラスィツカス記者のレポート

オリンピックタウンにプリューシェンコが到着したのは月曜日(3日)の夕方。しかし、火曜日に彼がリンクに現れるのかどうかは、4日の一日中分からなかった。オリンピックチャンピオンのコーチ、アレクセイ・ミーシンは、予定表に記載されている、弟子のソチでの最初の公式練習の時間の30分前に、トレーニングセンターの入り口のところで、係の人や振付師と和やかに何かおしゃべりをしていた。彼のところには、しょっちゅう、外国の記者たちが近づいていき、成功を願ったり、エヴゲーニーの状態を質問したりした。ミーシンたちは全ての質問に、熱心さと微笑みを持って答えていた。

その間、アリーナの中ではカメラマンや記者たちが、スターを待ってじりじりしていた。しかし、時間は刻一刻と過ぎていき、何も起こらなかった。プリューシェンコは、とうとう姿を見せなかった。しかし、ミーシンは、しょっちゅうリンクの方に立ち寄り、男子シングル競技の重要な優勝候補者の一人である日本人羽生結弦を含む、他の選手たちの練習の様子を見ていた。その後、この尊敬を集める指導者は、ロシアのプレスの方にも気配りを見せた。

「ジェーニャにとっても、彼と一緒に出場するチーム全体にとっても、オリンピックで競技することは、大きな誇りであり大きな責任だ。また団体戦に出場する選手は、さらに大きな責任を負う。この種目でのオリンピック最初のメダルは、非常に重いもので権威を持つものだ」。ミーシンは強調した。

—今度のオリンピックで重要な優勝候補の一人である羽生結弦は、エヴゲーニーが最初にオリンピックに出場した年齢と同じです。今、あなたは彼の練習を観察出来ました。何か特に言うことはありますか。
「羽生は、エヴゲーニーのように、その非凡さによってフィギュアスケートの歴史に残るアスリートだと、私は思う。彼の並外れた点は、彼には作られた振付けが実質、存在していないのだ。彼は自から踊っている。そして、これが彼の強さである。もちろん、エヴゲーニーにとっても、フィギュアスケートの未来を体現するだろう、このような選手たちと競技することは名誉なことであり責任も重いと、私は思う。ここに、ある善き徴候を私は見る。何故なら、世界の多くのフィギュアスケーターたちが、プルーシェンコが身につけた技術で学んだことを知っているからだ。それは、私と妻、また思いを同じくする者たちが創り上げて来た技術でもある。ここに、フィギュアスケート発展のある論理と弁証法が存在するのだ」。
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