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チリ バルパライソで火災 5000人余が避難
4月13日 23時55分

19世紀の歴史的な町並みがユネスコの世界遺産に登録されている南米チリの港湾都市で大規模な火災が発生して、これまでに8人が死亡し、住民5000人余りが避難する事態になっています。

チリの首都サンティアゴの北西100キロほどにある港湾都市バルパライソで12日に火災が発生し、強い海風にあおられて丘の斜面に建てられた住宅に次々と燃え広がりました。
数百人の消防士が消火活動に当たっていますが、13日になっても火の勢いは収まらず、これまでに8人が死亡し、住宅500棟以上が焼けたということです。
バチェレ大統領は非常事態を宣言して、住民5000人余りを避難させています。
バルパライソは太平洋と大西洋を結ぶ海上貿易の中継地として栄えた町で、19世紀後半の歴史的な町並みがユネスコの世界遺産に登録されていますが、これまでのところ、こうした地区や港湾施設は被害を受けていないということです。

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