伊藤誠
2014年4月12日03時00分
精華町立図書館(同町南稲八妻)は今月から、雑誌購入費を負担してくれる企業や商店、団体を募集している。スポンサーとして名称と広告を雑誌カバーや書架に掲示することで、同館の財源確保と事業活動のPRを両立させるアイデアで、同図書館としては初の取り組みだ。
同図書館は利用者のために約200種類の雑誌を購入している。文芸、趣味、音楽、健康、教育、スポーツなど分野もさまざまで、年間の購入予算は約200万円という。うち165種類の雑誌にスポンサー制度を導入し、その分の予算を他の書籍や資料の購入に充てることができる。
募集しているのは町にかかわりのある企業や商店などで、地域は限定していない。購入代金を負担してくれた雑誌の最新号には、保護用のビニール製カバーの表裏両面と雑誌書架に、スポンサー名と広告を掲載する。期間は1年間。
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