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      BP計画 井戸の基準示すべき

      BP計画 井戸の基準示すべき

      福島第一原子力発電所の汚染水対策の柱とされる「地下水バイパス」計画をめぐり、福島県は東京電力に対し、井戸でくみ上げた地下水から目標の値を上回る放射性物質が検出された場合の対応方針を明確にするよう求めました。
      福島第一原発では、地下水が原子炉建屋に流れ込んで汚染水が増え続けていて、建屋に入る前の地下水をくみ上げて海に放出する「地下水バイパス」が計画され、東京電力は、今月から地下水のくみ上げを始めています。
      計画では、12か所の井戸からくみ上げた地下水をいったん、敷地内のタンクに集めて、放射性物質の濃度を分析し、国や東京電力が定めた目標の値を超えていなければ海への放出を行うとしています。
      ただ、県によりますと、タンクに集める前の井戸ごとの地下水で目標の値を超えた場合の対応方針についてはこれまでに東京電力から県側に明確な説明はないということです。
      福島県の佐藤知事は、11日の記者会見で「バイパスの運用が始まる前に運用方法を明示すべきだ」と述べ、東京電力に対し、対応方針を明確にするよう求めたことを明らかにしました。
      これについて東京電力は井戸からくみ上げた地下水の分析結果ではなく、あくまでもタンクに集めた水の分析結果をもとに海への放出を判断したいとしていて、今後、県や漁業者側への説明を行っていくとしています。

      04月12日 09時41分