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サイ・ゴダード(3月18日)
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【プロ野球】菅野開幕3連勝、小林初の3安打 巨人単独首位2014年4月11日 紙面から
◇巨人4−2広島巨人は同点の6回、坂本の2号ソロで勝ち越した。チームは開幕から4カード連続の勝ち越し。菅野は7イニング2/3を6安打2失点の好投で開幕から3連勝。新人の小林が3安打を放った。広島は9回1死二、三塁を生かせず、今季初の連敗。 名コンビ誕生の予感が漂った。巨人を2006年以来となる開幕4カード連続勝ち越しに導いたのは右の柱・菅野とドラフト1位・小林の1989年生まれバッテリーだった。呼吸をあわせた2人は8回途中までを6安打2失点。チームを単独首位へと押し上げた。 「小林と同じユニホームを着て、お立ち台に立つなんて夢にも思っていなかった」と菅野。開幕戦から3連勝となるが、同級生で力を合わせて勝てたことが何よりもうれしい。その横でプロ初猛打賞の小林は「勝利に貢献できるように一生懸命頑張りました」。そんなコンビの門出をG党が大歓声で祝福し続けた。 東海大のエースだった菅野と、同志社大の司令塔だった小林は全日本大学選手権で対戦した経験を持つ。その時から実力を認め合ってきた。同級生ということもあり気兼ねもまったくなし。その信頼感が序盤のピンチで威力を発揮した。 1回には俊足の菊池、3回には白浜が安打で出塁したが、そのたびに小林が「オレに任せろ!!」と言葉とジェスチャーで鼓舞した。この攻めの姿勢に刺激を受けた菅野は「いいものになってきている」と自信を深める直球を投げ込んだ。受けた小林は持ち味の強肩で2度とも二盗を阻止。初結成とは思えない巧みなコンビプレーが広島の勢いを完全に封じ込めた。 「盗塁を2つも刺してくれて、助けられる場面が多かった。(勝利は)リードのおかげ」。菅野はドラ1捕手の援護に感謝の表情だったが、小林は「いつも迷惑をかけてばかり…。次は僕が引っ張っていきたいです」。次に同級生バッテリーを組む機会を早くも見据えていた。 (川越亮太) PR情報
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