2011年11月29日

2011年11月29日

急騰したイタリア国債利回りとデフォルトリスク

イタリア3年物国債の入札が実施され、落札利回りが前回10月の4.93%から7.89%にまで急騰しています。


また2022年3月満期国債は前回落札利回りは6.06%でしたが、今回は7.56%にまで上昇しており、10年債利回りが8%に接近してきており、徐々にギリシャ国債化してきており、このまま一気に10%を突破し、財政破綻水準に突入するかも知れません。
200兆円にも上る国債がデフォルトする危機に直面することになります。



nevada_report at 22:33|Permalink

完成(モルガン銀貨CCミントショートセット)

最近になり、モルガン一ドル銀貨を売却される方が複数おられ、本日、以下のCCミントセットが完成致しました。

<一ドルモルガン PCGS社鑑定 CCミント MS66 完全ホワイト AAA級品>

1878年CC MS66
1880年CC MS66 
1881年CC MS66
1882年CC MS66
1883年CC MS66
1884年CC MS66
1885年CC MS66

*通常のショートセットは1881年CC〜1885年CCの5年代になります。


完全セットを作ろうと思えば以下の年代が必要になりますが、まず構築することは不可能と言えます。
殆んどがコレクター兼資産家が保有しており、売り物として出てこないからです。

1879年CC MS66  標準品価格 $26,500
1889年CC MS66  標準品価格  存在せず(一ランク下で$285,000)
1890年CC MS66  標準品価格 $ 4,850
1891年CC MS66  標準品価格 $16,500
1892年CC MS66  標準品価格 $25,000
1893年CC MS66  標準品価格 $95,000

上記の通り、物凄い価格となっており、標準品で揃えましても、$452,850(円換算で3600万円)となります。

【稀少銀貨】はここ5年ほど価格変動が殆んどなく、このためアメリカでも売り物を出す方がおられますが、それらは一切市場に出回ってきていません。
専門家が一貫して買い続けており、株でいえば【現沈】させている状況にあるからなのです。
今後、価格上昇しましても、自分たちの手元に現物がなければ、何の恩恵もありません。
このため、売り物を辛抱強く買い続け、一定の量がたまるまで静かに現物を保有し続けるのです。

今の市場の動きをみますと、まだ十分溜めこんだというレベルに達していないようですが、来年1月のオーランドコンベンションでどれだけ買い集められるか、これに掛っているかもしれませんし、仮に一月に買い集められない場合は、また数ケ月乃至は再来年の一月までじっくり待つかも知れません。

今、専門家の手元には膨大な現金があり、じっくり売り手がしびれを切らして売ってくるのを待っているのです。

上記のセットも2年掛ってやっと完成したもので、他にも≪MS65 CC DMPLセット(完成済み)>、<MS66 CC DMPLセット(完成済み)>、<MS67 CC セット>を作りつつあり、いずれすべて完成すると思っておりますが、完璧な【CCセット】完成まで何年掛るか全く分かりません。

完成しました際には、世界一のCCミントコレクションになると思っており、その際には鑑定会社でありますPCGS社に鑑定評価に出し、評価を受けることにしております。










nevada_report at 17:37|Permalink

純金ウルトラハイリリーフ金貨につきまして

【純金ウルトラハイリリーフ金貨】へのご希望を多く頂きましたが、既にご希望頂きましたお客様にはご予約確認のメールを差し上げており、【MS70 PCGS社 サイン付き(特別バージョン)AAA級品】のみ、不足している状況になっております。

ただ、他の物も十分な在庫とはいえず、次回の販売は一旦停止させて頂き、既存のお客様からの個別のご希望のみとさせて頂きますので、ご了承ください。

イギリスのファイナンシャルタイムズ紙(FT紙)が指摘しました、≪12月9日、ヨーロッパ圏崩壊の危機≫までにすべてのご予約をお届けしたいと思っております。




nevada_report at 17:02|Permalink

お米の偽装発覚(福島産を宮城県産へ)

仙台市の米卸の【協同組合ケンベイミヤギ】が2010年産の一般消費者向けの米で、福島県産のコシヒカリやひとめぼれを宮城県産と表示していたと報じられています。

このような事では、今度は宮城県産を消費者は敬遠することになりかねません。

今の日本は、デフレが進み、経営難から産地偽装をして、少しでも利益をあげようとする例が多くみられていますが、発覚するのは氷山の一角かも知れません。

「食の安全は自分で守る」という事が必要ですが、産地を偽装された場合、防ぎようがありません。

いっその事、「アメリカ産米を食べるのが安全」と言う事になりかねませんが、残留農薬を考えればとても安全とは言えず、日本人のお米離れが益々進むことになりかねません。

日本の農業は消費者の信頼感喪失という、違った問題に直面しつつあります。





nevada_report at 16:43|Permalink

温暖化ビジネスの終焉(排出権価格の暴落)

25日付けFT紙は【カーボン価格が歴史的な低価格に暴落している】と大々的に報じていますが、日本では今日やっと日経が『温暖化防止COP17開幕』欄で小さく取り上げているだけです。

このカーボン価格、日本語訳では『排出枠価格』となるようですが、この6月から50%以上も暴落しており、事実上市場が機能していないと報じており、FT紙では、この市場事態への疑問を投げかけている有様です。

即ち、自分たち(ヨーロッパ人)が作り上げたイカサマな「金融商品」の化けの皮が剥がれてきたということになるのでしょうが、このままこの金融商品の価格が消滅することになれば、日本は膨大な損を被ることになります。
何せ日本が世界一この「金融商品」を買っていたと言われており、陰では日本向けに作られた「イカサマ」市場とも言われてきたからです。

すべてが破たんしてから実情が分かるのかも知れませんが、今のユーロ危機の「どさくさ」でこの「金融商品」を消してしまえ、となるのかどうか。

温暖化ビジネスは終焉を迎えたことだけは確かです。





nevada_report at 13:00|Permalink