鎌ヶ谷 Asia Restaurant ピルグリムキッチン

鎌ヶ谷駅徒歩2分のところにあります

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僕(当時27才無職)は、イタリア帰りの35才無職



マサさんと共に、





33才みかん畑、季節労働者の



ダイスケさんの部屋にお邪魔することになった。




















「おじゃまします・・・」



僕たちは、部屋の中に入ると、



ダイスケさんに勧められるがまま



空いているベッドに腰掛けた。









ダイスケさんは、大きなバックパックから



棒状のお香を一本取り出し・・・








百円ライター(数バーツライター)で



火をつけた。









「やっぱり、セットが大事なんですよ」




ダイスケさんが言った。








大麻を吸う時は、



雰囲気づくり(セット・セッティング)が重要だと言うことらしい。







ダイスケさんは、



さらにバックパックから、



「RIZLA」と書かれた



チューインガムの箱みたいなものを取り出し






その中から、小さな半紙のようなものを、



一枚抜き取って、テーブルの上に置いた。









そして、ダイスケさんは・・・



ポケットから、5センチ四方くらいの



透明なビニルのパックを取り出した。






中には、お茶の葉のようなものが、



8割方詰まっていた。










「これですよ・・・」



ダイスケさんが、小さく言った。







袋の上部を停めていたホチキスの針を取り除き



ダイスケさんは、中からお茶の葉のようなものを



直径1.5センチくらいのたまになるように丸め



つまみ出した。






「これが、ガンジャ・・・1パケ2000バーツ」










一袋2000バーツ(約6000円)もする



目の前にあるお茶の葉のようなものが、



ガンジャだという・・・






今ひとつピンと来なかった。



『ただの乾燥した葉っぱ』だと思った。






これが時々、芸能人が手を出して、捕まっちゃう



ガンジャ・・・日本では一般的に、大麻と呼ばれる



ものだとは、思いもしなかった。











僕がそんなことをぼーっと考えているのをよそに、



ダイスケさんは、両手の指先を使って、



大麻を、ブチブチと音を立てながら、



小さくちぎっていた。








「余計なものは取り除かないと・・・」




ダイスケさんが言った。







前にも書かせてもらったが、



よく「効く」のは、バッズと呼ばれる



つぼみの部分だと言う。






葉っぱは、ほとんど有効成分のTHCが含まれておらず、



種の部分は、THCがあまり入っていない上に



燃える過程で爆ぜてしまうことがあり、危ないという。











「あとで、タバコの葉っぱを混ぜるんですよ」



葉っぱを取り除いていって、



バッズの部分だけになると燃焼しにくいため、



タバコの葉っぱを混ぜると言う。









乾燥大麻は、機械で乾燥されたものではなく



誰かの手で、日干しされたものが多いため



乾燥しきっていないという。







ここまで保存されてくる間でも



密閉されているとは限らないため、







大麻の葉っぱは捨て、



市販されている煙草の葉っぱ



「DRUM」が使われることも多い。









もちろん、紙巻きたばこの葉っぱを



取り出すと言う方法もあるが



少しもったいない。







ダイスケさんは、



自分の前に、空いた丸イスを持ってきて、



その上に、巻き紙を置き



巻き紙の中央に、



細かくちぎった乾燥大麻とたばこの葉を混ぜたものをのせ持ち上げた。








次に、ガイドブックの表紙を



1センチ×4センチの長方形になるように千切り



小さく筒状に丸めていった。









僕は、その光景を・・・感心して見ていた。



職人芸・・・だと思った。






丸めた筒状の厚紙は、



半紙の一番端に、飛び出るように置かれ、



ダイスケさんが、紙の両端を持ち



葉っぱをうまく均等になるようにならしながら、



巻き紙ごとくるっと、巻いた。







全部巻き終える前に、



紙の端をダイスケさんは舐めて濡らした。









そして、最後まで巻き紙を巻き終えると



綺麗な紙巻きたばこが出来上がった。







「これが、ジョイント」



ダイスケさんが言った。









僕とマサさんは、



「はぁ・・・」



と、答えた。







正直、目の前にあるものが、



大麻のジョイントだと言われても



ピンとこない。









「じゃあ、いただきます」・・・と



ダイスケさんは言って、



ジョイントをくわえ



ライターで先端に丁寧に火をつけると



ゆっくりと、深く、息を吸い込んだ。










深く息をを吸い込んで、



そのまま数秒、息を止めた。








その後、鼻から極めてゆっくりと



煙を吐き出した。







「あ、結構くるな・・・」



ダイスケさんが言った。







この大麻は、かなり強く効くということらしい。








大麻に、強い弱いがある事自体、初めて知った。









それに、大麻を実際目にしたのも、



吸っている人を目の当たりにしたのも









その時が、初めてだった。









そして、ダイスケさんが言った、



「どうぞ、次・・・」










僕は、ダイスケさんから、



大麻のジョイントを受け取った・・・








僕は、



「じゃあ・・・」



と言って、ジョイントをくわえた







つづく
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